FX 初心者が勝つ!今日の重要経済指標 #1068 米3月CPI 住宅着工・建設許可 3月鉱工業
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#1068 米3月CPI 住宅着工・建設許可 3月鉱工業
2013年04月16日
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【FX 初心者が勝つ!今日の重要経済指標】 2013.4.16 #1068
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こんにちは!yasuです。
FX取引において、この経済指標は
先の相場を占ううえで大変重要な要因となります。
また特に重要な経済指標発表時には、
トレンドの転換点となることも多いですので、
このメルマガにて重要な各国経済指標のスケジュールをチェックし、
トレードにお役立て下さい。
では本日の重要な経済指標のスケジュール、昨日の経済指標結果、
昨日の主要通貨ペアの四本値をお届けします。
■前日の相場
昨日はドル円を中心にしたクロス円、ユーロドルを中心にしたド
ルストレートが大幅安となりました。ドル円は95.8円まで下げ幅
を広げ、大幅な急上昇の戻り調整となりました。100円を付けると
過半数が思っていた中での円高調整となっていたのでロスカット
を多く巻き込んだ事も大幅調整の要因の1つですが、株価等も見
ると世界的に良好だった銘柄の調整下落もリスク回避へと繋がっ
たと思われます。
■本日の経済指標スケジュールをお送り致します。
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【4月16日】
指標 市場予想 前回
10:30 豪 RBA理事会議事録公表
17:30 英 3月消費者物価指数
(前月比) +0.3% +0.7%
(前年比) +2.8% +2.8%
3月生産者物価指数 +1.4% +1.3%
3月小売物価指数 +0.4% +0.7%
18:00 独 4月ZEW景況感調査 41.0 48.5
18:00 欧 4月ZEW景況感調査 - 33.4
18:00 欧 3月消費者物価指数(確)
(前年比) +1.7% +1.7%
(コア前年比) +1.4% +1.3%
21:30 米 3月消費者物価指数
(前月比) 0.0% +0.7%
(前年比) +1.6% +2.0%
(コア前月比) +0.2% +0.2%
(コア前年比) +2.0% +2.0%
21:30 米 3月住宅着工件数 93.0万 91.7万
3月建設許可件数 94.2万 94.6万
22:00 欧 ドラギECB総裁講演
22:15 米 3月鉱工業生産 +0.2% +0.7%
【4月17日】
07:45 NZ Q1消費者物価指数
(前期比) +0.5% -0.2%
(前年比) +0.9% +0.9%
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【本日の注目指標】
今日は米の3月消費者物価指数の発表がありますね。大幅な円高調
整の中での発表とあり、期待度が高まっています。ドルストレート
ではドル高が強まっているので強い影響を受けそうですね。
ZEW景況感調査は欧州指標でも重要視されるIFO景況感指数の先行
指標とも言われていますが、IFOは企業役員へのアンケートに対し
てZEWは経済アナリストへのアンケートから導き出された指標とな
ります。1月では大幅に改善されており今回も改善傾向が見られれば、
先日発表されたQ4GDPが2013年Q1では上昇することもありえますの
でIFO景況感と合わせ要チェックです。
【独ZEW景況感】
10月-11.5→11月-15.7→12月6.9→1月31.5→2月48.2→3月48.5。
【欧ZEW景況感】
10月-1.4→11月-2.6→12月7.6→1月31.2→2月42.4→3月33.4。
消費者物価指数は労働省が毎月発表する都市部の消費者が購入する
商品の価格変動を指数化したもので、政策金利の決定にも大きく
影響を及ぼす物価動向、その物価に関する代表的な指標になります。
特に注目されるのが気候変動などによる価格変動の大きなエネルギ
ー関連と食品を除いたコア指数になります。
前年比の推移。
8月1.7→9月2.0→10月2.2→11月1.8→12月1.7→1月1.6→2月2.0。
コア前年比の推移。
8月1.9→9月2.0→10月2.0→11月1.9→12月1.9→1月1.8→2月2.0。
・前回の米消費者物価指数発表時の各通貨のチャートはこちら。
→ http://fxtrend.jp/201303_cpi-chart.html
・ 11・12年米消費者物価指数発表時の各通貨チャート一覧はこちら。
→ http://fxtrend.jp/list_2011_cpi-chart.html
→ http://fxtrend.jp/list_2012_cpi-chart.html
鉱工業生産指数はFRBから公表される、米国の鉱業や製造業、ガス電力
などの鉱工業生産の動向を指数化したもので米GDPの2割程にあたること
さらに一か月毎に発表されことからも米経済活動の状況を見極めるうえ
で注目されます。
8月-1.2→9月0.4→10月-0.4→11月1.1→12月0.3→1月-0.1→2月0.7。
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【4月15日】
指標 市場予想 結果
11:00 中 第1四半期GDP
(前期比) +2.0% +1.6%
(前年比) +8.0% +7.7%
3月鉱工業生産 +10.0% +9.5%
3月小売売上高 +12.5% +12.4%
15:15 日 黒田日銀総裁講演
18:00 欧 2月貿易収支 +50億 +104億
21:30 米 4月NY連銀製造業景気指数 7.00 3.05
22:00 米 2月対米証券投資 +400億 -178億
23:00 米 4月NAHB住宅市場指数 45 42
【4月15日の4本値】
始値 高値 安値 終値
米/円 98.15 98.71 96.36 96.77 -1.60
欧/米 1.3095 1.3120 1.3022 1.3036 -0.0077
欧/円 128.68 129.32 125.58 126.16 -2.86
英/円 150.50 151.74 147.21 147.90 -3.06
豪/円 103.09 103.84 99.21 99.80 -3.56
加/円 96.77 97.36 93.96 94.35 -2.71
【4月15日の相場】
日経平均 13,275.66 -209.48
ダウ平均 14,599.20 -265.86
NY原油 88.71 -2.58
NY金 1,361.10 -140.30
米10年国債 1.684 -0.040
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■編集後記
今回の下落は深夜から早朝にかけてとなったわけですが、イタリ
アショックと同様にサラリーマンが寝ている時間帯となっていた
ので日銀の会見での利益の大半を失ってしまった方も多いと思い
ます。スワップ目的でのスイング以外の場合はしっかりとストッ
プを設定しておかなければ今のボラリティの広がっている相場で
は利益が無くなってしまうどころか、損失を出してしまう事もあ
りますね。ドル円は1日100pips~200pips、ユーロ円は200pips~5
00pipsは動く可能性があると考えておくと小まめにストップを設
定できるのではないでしょうか。今までのゆっくりした円安と違
い、今は激しい値動きとなっているので要注意です。
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