2012年1月発表 11年第4四半期GDP速報値 為替チャート
11年第4四半期GDP速報値 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年1月27日(金)日本時間 22:30時発表。
前回+1.8% 市場予想+3.0% 結果+2.8%
米国商務省が発表した2011年10月~12月期の結果となる第4四半期のGDP(国内総生産)の速報値は、年率換算で前期比2.8%増でした。第3四半期の1.8%増と比べると成長が急加速したことになります。しかし、エコノミストの予想ですと、年率3%増と予想していましたので、この予想をやや下回る結果となりました。
この結果によると米国経済が景気の2番底に入るとの考え方がまずなくなりました。4ヶ月前のころだと経済評論家は米国経済が後退期に入っていると見ていました。しかし、第4四半期の結果は2011年で最も成長した3ヶ月となるという結果でした。しかし2012年の米国の経済成長は、2.5%前後となると予想するエコノミストも多く、依然として高水準の失業率などが、今後の課題として残っています。
ともあれ、2番底回避となりそうな結果でしたので、ひとまずは不景気よりも好景気に向かってきているようですね。こういう好結果が続いてくると日本経済も明るくなってきますね。
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