2012年1月発表 12月小売売上高 為替チャート
12月小売売上高 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年1月12日(木)日本時間 22:30時発表。
【前月比】
前回+0.4% 市場予想+0.3% 結果+0.1%
【除自動車】
前回+0.3% 市場予想+0.3% 結果-0.2%
米国商務省が発表している2011年12月の小売売上高は、市場予想の0.3%を下回り0.1%とわずかな伸びにとどまりました。過去7ヶ月間でももっとも弱い伸び率となりました。
2010年の12月比では、6.5%の上昇となっています。11月の結果が上方修正されたという結果も出ていますので、米国の消費者が年末商戦期間の買い物を前倒ししているという見方が出ています。この弱い結果を見ても消費の勢いが伸びているとはいえないですね。
商品別に見ると、自動車・部品が1.5%増加していて、全体の売上高を下支えしています。この小売売上高の伸びが低いということは、消費者の経済後退の懸念が払拭できていないという証拠となります。
消費者の懸念は、欧州危機があるのでもっともだと思いますが、最近の米国経済指標は向上してきており、特に失業率が低くなってきていますので、小売売上高の向上はもうすぐに来ている予感がされますね。
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