2013年10月発表 9月米雇用統計 為替チャート
9月米雇用統計 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2013年10月22日(火)日本時間 21:30時発表。
【非農業部門雇用者数】
前回+19.3万人 市場予想+18.0万人 結果+14.8万人
【失業率】
前回7.3% 市場予想7.3% 結果7.2%
米国の9月度の雇用統計が発表されました。米国政府機関の一時閉鎖による遅れての発表となり、結果としては雇用者数の増加が14.8万人の増加となり、予想されていた18.0万人の増加よりも悪い結果となりました。失業率の方は改善されており予想されていた7.3%という数字よりも良い7.2%という結果になりました。
非農業部門雇用者数の増加が予想よりも下回ったことにより、景気の失速が示唆されており、FRBの金融政策縮小の開始時期が慎重に判断されるのではないかと市場では見られています。
今回の結果は、雇用市場が改善しているとは見られにくい結果で、金融緩和策が長期化するという見方から市場動向は株価は上昇したのですが、ドルは売られるという事態になりました。金融緩和策の縮小開始時期の見通しはなかなかつかないですね。
【9月雇用統計の詳細】
非農業部門雇用者数 +14.8万人
民間部門雇用者数 +12.6万人
政府部門雇用者数 +2.2万人
U-3失業率 7.2%
U-6失業率 13.6%
労働人口増減 +7.3万人 (前回-31.2万人)
就業者増減 +13.3万人 (前回-11.5万人)
失業者増減 -6.1万人 (前回-19.8万人)
週間平均労働時間 34.5h (前回34.5h)
平均時間あたり賃金 24.09ドル(前回24.05ドル)
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