2014年8月発表 7月米雇用統計 為替チャート
7月米雇用統計 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2014年8月1日(金)日本時間 21:30時発表。
【非農業部門雇用者数】
前回+29.8万人 市場予想+23.0万人 結果+20.9万人
【失業率】
前回6.1% 市場予想6.1% 結果6.2%
米国の7月度の雇用統計が発表されました。失業率が6.2%となり前月度の6.1%よりも若干悪くなりました。非農業部門雇用者数の伸びについても予想されていた23万人増加よりも少ない20.9万人となり前月の28.8万人増加という数値よりもかなり低い数値となりましたので市場の落胆を生むことになりました。
賃金インフレの兆候が見られるかと期待されていただけに、その兆候が見られなかったため米国の政策金利上昇観測が後退していきました。
また、労働参加率が62.9%となったこと、賃金の伸び率が時間当たり0.01ドルにとどまっていることから賃金の上昇が見られていないという判断です。賃金の低い伸びがFRBが金融政策の正常化に踏み切っていないと見られているようですね。米国の政策金利上昇はいつ行われるのでしょうか。
【6月雇用統計の詳細】
非農業部門雇用者数 +20.9万人
民間部門雇用者数 +19.8万人
政府部門雇用者数 +1.1万人
U-3失業率 6.2%
U-6失業率 12.2%
労働人口増減 +32.9万人 (前回+8.1万人)
就業者増減 +13.1万人 (前回+40.7万人)
失業者増減 +19.7万人 (前回-32.5万人)
週間平均労働時間 34.5h (前回34.5h)
平均時間あたり賃金 24.45ドル(前回24.45ドル)
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