2015年4月発表 3月米雇用統計 為替チャート
3月米雇用統計 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2015年4月3日(金)日本時間 21:30時発表。
【非農業部門雇用者数】
前回+26.4万人 市場予想+24.5万人 結果+12.6万人
【失業率】
前回5.5% 市場予想5.5% 結果5.5%
米国の3月度の雇用統計が発表されました。失業率は予想通りの5.5%となり前月度から横ばいとなりましたが、非農業部門雇用者数が12.6万人の増加となり、予想されていた24.5万人よりも少なく、前月度の29.5万人増の半分以下という数値になりました。市場予想を大幅に下回ったうえ、2013年12月以来の小幅な増加となっています。
雇用増の減少を受け、最近の指標で出てきている景気減速感が一時的な要因ではなく、長期的な要因となっているとの見方も増えてきており、米国の連邦準備理事会が利上げ開始を遅らせてくる可能性もあると見られています。
ドル高や原油安の影響が経済に影響を及ぼしていると見られており、政府はドル高に歯止めを打つための政策を打ち出す必要がありそうです。
【3月雇用統計の詳細】
非農業部門雇用者数 +12.6万人
民間部門雇用者数 +12.9万人
政府部門雇用者数 -0.3万人
U-3失業率 5.5%
U-6失業率 10.9%
労働人口増減 -9.6万人 (前回-17.8万人)
就業者増減 +3.4万人 (前回+9.6万人)
失業者増減 -13.0万人 (前回-27.4万人)
週間平均労働時間 34.5h (前回34.6h)
平均時間あたり賃金 24.86ドル(前回24.79ドル)
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