FXの季節性要因とアノマリー。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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FXの季節性要因とアノマリー
FXの季節性要因とアノマリー
アノマリーとは市場の難しい変則性のことで説明のしがたい市場の動向などを表現している言葉です。一概にアノマリーはこれとは言えず、この現象はアノマリーだということはできません。
アノマリーを知ることは、経済における為替への実需を知ることであり、ドル円はなぜかしら1月に年間の高値や安値をつけやすいということがあります。
2月の季節的要因は、1月の流れを引き継ぐということが多くなります。また輸出企業の社内為替基準値が決まります。アノマリーとしては、節分の2月3日に天井の値をつけて彼岸の3月20日に底をつけやすいという傾向があります。
3月は日本企業が決算期に入りますので、円高要因となります。アノマリーは決算対策で公的資金からの買いが入り易いという状況になっているようです。
4月になると日本企業の年度初めとなりますので、決算が終わっており円安に振れ易いです。また、ゴールデンウィークで日本人が海外旅行へ行きますので、円安に振れ易いという傾向があります。
5月~8月については市場が閑散としている状態ですので値が大きく振れ易いです。
9月には日本企業が中間決算を迎えますので円高要因となります。
10月はアノマリーとして10月効果と呼ばれ米株が下げやすく底をうつといういわれがあります。有名な株価暴落として1929年10月24日の「暗黒の木曜日(Black Thursday)」、1987年10月19日「暗黒の月曜日(Black Monday)」ではそれぞれ下落率が12.8%と22.6%でした。
11月には米国感謝祭の休暇がメインで休暇前に調整が入ることも良くあります。また11月は新しい方向性に動き始める時期となっています。
12月は欧米企業の決算期がありますので、円安に振れ易いという傾向があり、クリスマス以降はトレーダーが休暇に入りますので、市場が非常に閑散とした状態になります。
これらが、FXでの季節的要因とアノマリーになります。頭の片隅に入れてトレードをすると良いと思います。
2006年から2011年のドル円、年間チャート(高値・安値)です。
※画像をクリックすると大きな画面で確認できます。
【2006年】始値:117.88 高値:119.88 安値:108.98 終値:118.98
【2007年】始値:118.99 高値:124.10 安値:107.19 終値:112.37
【2008年】始値:111.66 高値:112.11 安値:87.13 終値:90.25
【2009年】始値:90.72 高値:101.44 安値:84.82 終値:92.44
【2010年】始値:92.97 高値:94.99 安値:80.23 終値:81.19
【2011年】始値:81.13 高値:85.52 安値:75.88 終値:76.96
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3月12日からは以下、9通貨ペアのスプレッド縮小が決定。
- NZドル/円(NZD/JPY) : 2.0銭→1.8銭 原則固定
- カナダドル/円(CAD/JPY) : 2.7銭→1.8銭 原則固定
- スイスフラン/円(CHF/JPY) : 2.7銭→2.4銭 原則固定
- 南アフリカランド/円(ZAR/JPY) : 3.0銭→1.9銭 原則固定
- 英ポンド/米ドル(GBP/USD) : 2.0pips→1.5pips 原則固定
- 豪ドル/米ドル(AUD/USD) : 2.0pips→1.4pips 原則固定
- ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF) : 4.0pips→1.8pips 原則固定
- 英ポンド/スイスフラン(GBP/CHF) : 4.0pips→2.8pips 原則固定
- 米ドル/スイスフラン(USD/CHF) : 3.0pips→1.8pips 原則固定
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