2011年12月発表 11月消費者物価指数 為替チャート
11月消費者物価指数 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2011年12月16日(金)日本時間 22:30時発表。
【前年比】
前回+3.5% 市場予想+3.5% 結果+3.4%
【コア前年比】
前回+2.1% 市場予想+2.1% 結果+2.2%
今回発表の米国消費者物価指数は、前月比0.1%増の予想より下回っており3.4%という結果になりました。これにより連邦準備理事会(FRB)の規制緩和強化の余地が出てくる可能性があります。前月同年比で見ると3.4%上昇しています。2011年9月につけている3年ぶりの高水準となった3.9%からの消費者物価指数の上昇率は低下していますので、物価上昇圧力が和らいできているという見方ができます。
FRBが実施しようとしている規制緩和強化に向けて、準備が間違いがないという十分な根拠が示されたという意見が出てきています。ただし、食品とエネルギーを除いた指数で見ると前月と比べると0.2%上昇していますので、インフレ懸念は払拭しているとはいえないかもしれません。
この消費者物価指数の上昇どまりは、ガソリン価格の2.4%低下と新車価格の0.3%からきているものです。その一方で食品価格が0.1%と被服価格が0.6%それぞれ上昇しているという結果になりました。
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