2012年7月発表 6月米雇用統計 為替チャート
6月米雇用統計 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年7月6日(金)日本時間 21:30時発表。
【非農業部門雇用者数】
前回+7.7万人 市場予想+10.0万人 結果+8.0万人
【失業率】
前回8.1% 市場予想8.1% 結果8.2%
6月度の米国雇用統計では、非農業部門雇用者の増加数が前月より8万人増ととどまりました。予想されていた10万人増を大幅に下回った結果となり、雇用増加数が3ヶ月連続で10万人を下回っています。さすがにFRBも動き出しそうだと見られています。
労働人口は8万人増という結果になっているのですが、失業率については8.2%と前月と変わらない数値となりました。米国第2四半期の雇用増加数は月平均で7万5000人という結果となっており第1四半期の22万6000人という結果からみると非常に悪いという結果になっており、経済成長が鈍化しているということが明確にあらわれています。
一般的に米国経済が成長を続けるためには毎月で12万5000人の雇用者数の増加が必要とのことですので、この7万5000人という結果は、悪いとしか見られませんね。また先に発表のあったISM製造業・非製造業共に悪化しており、米国雇用情勢の回復もまだまだ緩慢な状況がら抜けられる気配もありません。
【6月雇用統計の詳細】
非農業部門雇用者数 +8.0万人
民間部門雇用者数 +8.4万人
政府部門雇用者数 -0.4万人
U-3失業率 8.2%
U-6失業率 14.9%
労働人口増減 +15.6万人 (前回+64.2万人)
就業者増減 +12.8万人 (前回+42.2万人)
失業者増減 +2.9万人 (前回+22万人)
週間平均労働時間 34.5h (前回34.4h)
平均時間あたり賃金 23.5ドル(前回23.41ドル)
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