2012年8月発表 7月中古住宅販売件数 為替チャート
7月中古住宅販売件数 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年8月22日（水）日本時間 23:00時発表。
前回437万件 市場予想451万件 結果447万件
【前月比】
前回-5.4％ 市場予想+3.2％ 結果+2.3％
8月22日に発表された米国の中古住宅販売件数は、予想とほぼ変わらない447万件となりました。前月の437万件よりも10万件ほど多い結果となりましたので、予想よりも低い結果となりましたが、経済成長を示す分には良い結果だったと思います。
この中古住宅販売件数の増加には、住宅金利が歴史的な低金利であることと中古住宅以外の賃貸物件の家賃が急速に上昇しているということが、住宅購入件数の増加につながっていると分析されています。
今後は銀行での貸し借りが問題なく行われて、中古住宅の縮小などの障害がなければ中古住宅市場の売れ行きはもっと強くなると見られています。今現在は政府が差し押さえ物件等を手放していない状況ですので、今後はもっと中古住宅販売件数については伸びていく指標と見られています。
またこの日、8月1日に開催されたFOMCの議事録が公表され予想に反し「さらに経済の加速が進まなければ、早い時期に追加緩和を実施する」と多くの理事が判断したことにより、次回FOMCでの実施が高まりドル全面安の終盤となりました。また来週から欧州各国での会合、首脳会談、さらに月末のジャクソンホールでのバーナンキ議長講演、さらに9月12～13日のFOMCと4年前の9月のような状況となるんでしょうか。。
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