2012年9月発表 12年第2四半期GDP確報値 為替チャート
12年Q2GDP確報値 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年9月27日(木)日本時間 21:30時発表。
前回+1.7% 市場予想+1.7% 結果+1.3%
米国の第2四半期のGDPの確報値が発表されました。今回のGDPの確報値は改定値から0.4%下方修正とる1.3%となりました。下方修正の背景としては干ばつ被害による農作物の在庫量が落ち込んでいるためで、GDPが0.2%下がっています。GDPが下方修正されたことを受け上半期の景気低迷が裏付けられています。
設備投資額についても押し下げられています。製造業の受注も落ち込んでおり、航空業に対して見てみると航空機大手の7月の受注が200台以上あったのに対して8月の受注はわずか1機という状況もあります。またこの日、8月の耐久財受注の発表もあり、こちらも-13.2%非常に心配される数字が発表されました。
米国では金融緩和がされていますので、今後は企業活動が活発になって設備投資額も増え、徐々にだとは思いますが景気は上がってくるものだとは思いますが、果たしてどうなっていくでしょうか。GDPは景気全体を見る指標ですので、この辺でとどまってて欲しいですね。
また雇用関連では少し明るいニュースが!米労働省から気になるニュースがあり、来年の2月に行われる米非農業部門雇用者数の年間改定値で38.6万人の増加となる模様との事。本日の新規失業保険申請者数も35.9万人と先週から2.6万人も減っており、これからQE3の効果が見込める住宅関連で雇用増が定着すれば以外にも米経済の回復傾向が強まることもあるかも知れません。
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