FX 初心者が勝つ!今日の重要経済指標 #057 11月ISM非製造業景況指数 ADP全国雇用者数
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#057 11月ISM非製造業景況指数 ADP全国雇用者数
2008年12月03日
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【FX 初心者が勝つ!今日の重要経済指標】 2008.12.03 #057
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こんにちは!yasuです。
昨日の豪州の政策金利発表では、
大方の予想範囲内の1.00%の利下げで4.25%となりましが、
はやくも次回2月での政策金利での更なる利下げが観測されています。
米国時間では昨日の大幅下落からの買い戻し、また朝方に米複合企業大手の
GEから発表された2009年の配当維持の見通しやFRBが3種類の
緊急融資制度の貸出期限を1月30日から4月30日へ延長した事から、
株式市場では270ドル高となりました。
が、為替相場では一旦は戻りかけましたが
明日の英・欧、政策金利発表や週末の米雇用統計を控え
終始、様子見的に下値圏で推移しました。
FX取引において、この経済指標は
先の相場を占ううえで大変重要な要因となります。
また得に重要な経済指標発表時には、
トレンドの転換点となることも多いですので、
このメルマガにて重要な各国経済指標のスケジュールをチェックし、
トレードにお役立て下さい。
では本日の重要な経済指標のスケジュール、昨日の経済指標結果、
昨日の主要通貨ペアの四本値をお届けします。
■本日の経済指標スケジュールをお送り致します。
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【12月3日】
指標 市場予想 前回
19:00 欧 10月小売売上高(前月比)-0.4% -0.4%
(前年比)-1.5% -1.5%
22:15 米 11月ADP全国雇用者数 -20.0万人 -15.7万人
24:00 米 11月ISM非製造業景況指数 42.0 44.4
28:00 米 地区連銀経済報告
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本日は重要指標が目白押しです。
まずは週末の雇用統計の先行指標としても注目を集める、
11月ADP全国雇用者数、給与計算業務を行う米国民間企業ADPが、
全米約22万社の民間企業の雇用者数を調査したもので、
ここ最近の推移を見てみますと
8月-3.3万、9月-0.8万、10月-15.7万となっております。
またISM非製造業景況指数では前回10月では、
統計が開始された1997年以来、最低の44.4の大幅な下落となりましたが、
今回もそれを上回るとみられています。
さらに日本時間の朝方に発表になる米地区連銀経済報告は、
12地区の連銀による経済活動や景気動向などの報告書であり、
この後に開かれるFOMC金融政策の討議資料となる為、
FOMC金融政策を占う意味でもチェックしておきましょう。
■先日の経済指標の結果をお送りします。
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【12月2日の経済指標結果】
指標 市場予想 結果
12:30 豪 政策金利発表 4.50% 4.25%
(1.00%利下げ)
19:00 欧 10月生産者物価指数 +7.0% +6.3%
【12月2日の4本値】
始値 高値 安値 終値
米/円 93.18 93.79 92.62 93.26 +0.08
欧/米 1.2605 1.2763 1.2560 1.2703 +0.0098
欧/円 117.47 119.44 116.53 118.48 +1.01
英/円 138.70 140.84 137.05 138.91 +0.21
豪/円 59.65 60.66 58.87 60.00 +0.35
加/円 74.63 75.44 73.92 74.41 -0.22
【12月2日の相場】
日経平均 7,863.69 -533.53
ダウ平均 8,419.09 +270.00
NY原油 46.96 -2.32
NY金 783.30 +6.50
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■編集後記
昨日の講演でポールソン財務長官がこんなことを言ってましたが、
「中国は引き続き、米国と米国の債務の支えとなるだろう」
明日から始まる米中戦略経済対話に向けて、
なにやら中国の動きが慌ただしくなってきましたね。
2005年から人民元の切り上げを行ってきましたが、
10月から一点、急速に人民元安を誘導しており、
昨日は下限一杯の0.5%もの下落を見せました。
中国でも国内経済の収縮で背に腹は代えられず、
巨額の対中貿易赤字を抱える米国にお構いなしに
輸出企業の支援、景気下支えに走らざえない状況となってきました。
今では米国の一番のお客さんであり、
一番の米国債の引き受け手となり米国経済を支え人民元高を行ってきましたが、
退陣するブッシュ氏、ポールソン氏に一発お見舞いといったところでしょうか。
米中戦略経済対話も注目です。それにしても日本と違い中国はしたたかですよね。
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16年09月09日 #1839 独・英7月貿易収支 加8月雇用統計
16年09月08日 #1838 欧政策金利発表 米新規失業保険申請