2013年6月発表 13年第1四半期GDP確報値 為替チャート
13年Q1GDP確報値 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2013年6月26日(水)日本時間 21:30時発表。
前回+2.4% 市場予想+2.4% 結果+1.8%
米国の第1四半期GDP・確報値が発表されました。予想されていた+2.4%という数字を下回り、+1.8%という数字に落ち着きました。
この落ち込みの背景にあるのは、米国の労働者の給与税引き上げによるものも考えられます。給与税が引き上げされていることにより個人消費が非常に落ち込んでしまっているためです。給与税が2ポイント引き上げされていることにより所得が過去4年間で最大の落ち込みとなっています。
また個人消費支出が改定値の3.4%から2.6%へ大幅に低下しており、米国の消費者はサービスへの支出を極端に減らしている様ですので、個人消費が伸びていません。個人消費が伸びていかないとGDPも伸びていきません。給与税は引き下げられるということはないとは思いますが、今後はこの個人消費支出がどの様に伸びてくるかに注目したいですね。
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