2014年11月発表 10月米雇用統計 為替チャート
10月米雇用統計 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2014年11月7日(金)日本時間 22:30時発表。
【非農業部門雇用者数】
前回+25.6万人 市場予想+23.5万人 結果+21.4万人
【失業率】
前回5.9% 市場予想5.9% 結果5.8%
米国の10月度の雇用統計が発表されました。失業率は予想されていた5.9%の数値よりも良い5.8%という数値になりました。非農業部門雇用者数は予想されていた23.5万人の増加とまではいきませんでしたが21.4万人増加という結果となり2か月連続して20万人増加しました。失業率に関しては6年ぶりの低水準となりました。
世界的な経済需要が鈍化している中で米国経済だけが底堅く成長していることを示す内容になりました。しかし、賃金の伸びが弱くFRBは利上げ開始を早期にしないと見込まれています。量的緩和策を終了したことが正しかったことを裏付けている結果となりました。堅調に推移しており突然急激に伸びているわけでは無いですので金融政策に変わりはないでしょう。
【10月雇用統計の詳細】
非農業部門雇用者数 +21.4万人
民間部門雇用者数 +20.9万人
政府部門雇用者数 +0.5万人
U-3失業率 5.8%
U-6失業率 11.5%
労働人口増減 +41.6万人 (前回-9.7万人)
就業者増減 +68.3万人 (前回+23.2万人)
失業者増減 -26.7万人 (前回-32.9万人)
週間平均労働時間 34.6h (前回34.6h)
平均時間あたり賃金 24.57ドル(前回24.54ドル)
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