2015年2月発表 1月米雇用統計 為替チャート
1月米雇用統計 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2015年2月6日(金)日本時間 22:30時発表。
【非農業部門雇用者数】
前回+32.9万人 市場予想+22.8万人 結果+25.7万人
【失業率】
前回5.6% 市場予想5.6% 結果5.7%
米国の1月度の雇用統計が発表されました。失業率は予想されていた5.6%よりも上回る5.7%の失業率となりました。雇用者数も25万7000人の増加と市場予想を上回ったうえ、賃金も上昇に転じていくなど、景気の基調的な強さを示しています。
これにより、今夏、もしくはそれ以前に利上げが行われる可能性が高まったという事になります。全体的に非常に良い内容となっています。FRBの事実上のゼロ金利政策を維持していく必要があるという主張が根拠を失いつつあり米国の利上げが現実的になってきています。
この結果を受けて米国ドルは119円台前半付近まで上がることになり、米国ドルに資金が集中する結果となりました。いつどのタイミングで利上げが行われるかということに注目が集まっていきそうです。
【1月雇用統計の詳細】
非農業部門雇用者数 +25.7万人
民間部門雇用者数 +26.7万人
政府部門雇用者数 -1.0万人
U-3失業率 5.7%
U-6失業率 11.3%
労働人口増減 +70.3万人 (前回-27.3万人)
就業者増減 +43.5万人 (前回+11.1万人)
失業者増減 +26.7万人 (前回-38.3万人)
週間平均労働時間 34.6h (前回34.6h)
平均時間あたり賃金 24.75ドル(前回24.63ドル)
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