#1697 12月新築住宅 FOMC
2016年01月27日
日経平均株価は、400円以上の値下がりを記録しました。原因は相
変わらず冷え込んでいる中国経済と、原油価格の下落です。「何だ
いつものことじゃないか」と思うかもしれませんが、今回はちょっ
と事情が違います。原油価格があまりにも下がり過ぎたので、世界
銀行は原油価格の見通しを51$から37$へと引き下げました。更に世
界の原油の1/3を握るサウジアラビアは、シェアを拡大する為にも
っと原油を送り出そうとやる気になっています。そもそも原油価格
が下落した原因は供給過剰によるものなので、これ以上供給が増え
るととんでもないことに…。引き続き原油価格に注意を払い、よく
考えて判断していきたいものです。
■前日の相場
昨日はドル円が117.5円付近まで下落となりましたが、その後は
すぐに118.5円付近まで上昇しています。やや荒い展開となって
いますね。一方でユーロドルは小幅なレンジとなっており、方向
感の無い展開が続いているようです。
■本日の経済指標スケジュールをお送り致します。
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【1月27日】
指標 市場予想 前回
09:30 豪 Q4消費者物価指数
(前期比) +0.3% +0.5%
(前年比) +1.6% +1.5%
16:00 独 2月GFK消費者信頼感 +9.3 +9.4
21:00 米 MBA住宅ローン申請指数 - +9.0%
24:00 米 12月新築住宅販売件数 50.0万 49.0万
(前月比) +2.0% +4.3%
28:00 米 FOMC政策金利発表
【1月28日】
05:00 NZ 政策金利発表 2.50% 2.50%
06:45 NZ 12月貿易収支 -1.31億 -7.79億
09:30 豪 Q4輸入物価指数
(前期比) -0.8% +1.4%
(前年比) -3.9% 0.0%
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【本日の注目指標】
米商務省より毎月発表される新築住宅販売件数。中古住宅販売件数
と同様に景気動向指標として注目を集める米住宅指標の一つ。これ
まではほぼ年率80万から100万件で推移、住宅バブル直前には140万
件まで膨らんでいましたがバブル崩壊後は20万件台まで縮小。
5月54.6→6月48.2→7月50.7→8月55.2→9月46.8→10月49.5→11月49.0。
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■先日の経済指標・各市場の結果をお送りします。
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【1月26日】
指標 市場予想 結果
23:00 米 11月住宅価格指数 +0.5% +0.5%
23:00 米 11月S&Pケースシラー
住宅価格指数 +5.67% +5.83%
24:00 米 1月リッチモンド連銀
製造業指数 +2 +2
24:00 米 1月消費者信頼感指数 96.5 98.1
【1月26日の4本値】
始値 高値 安値 終値
米/円 118.30 118.62 117.66 118.42 +0.12
欧/米 1.0849 1.0874 1.0819 1.0870 +0.0021
欧/円 128.34 128.73 127.82 128.72 +0.38
英/円 168.56 170.28 166.98 169.95 +1.39
豪/円 82.28 83.27 81.48 82.96 +0.68
加/円 82.77 84.45 82.20 83.88 +1.11
【1月26日の相場】
日経平均 16,708.90 -402.01
ダウ平均 16,167.23 +282.01
NY原油 31.45 +1.11
NY金 1,120.20 +14.90
米10年国債 1.998 -0.008
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■編集後記
ドル円は117.5円をサポートとして大きく上昇していますが、117.5
円以下には明確なサポートが無く、再上昇でも高値更新を失敗して
いる事からやや軟調気味と判断しています。このまま117.5円を割り
込まずに現状維持をしていく事が出来れば上昇出来る環境になりそ
うですがどうなるでしょうか。
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16年09月09日 #1839 独・英7月貿易収支 加8月雇用統計
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