2012年1月発表 12月米雇用統計 為替チャート
12月米雇用統計 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年1月6日(金)日本時間 22:30時発表。
【非農業部門雇用者数】
前回+10.0万人 市場予想+15.5万人 結果+20.0万人
【失業率】
前回8.7% 市場予想8.7% 結果8.5%
米労働省が発表した注目の12月の雇用統計は、失業率が8.5%と改善しました。この数値は、2009年2月以来の低水準となります。非農業部門の雇用数の伸びも20万人増となりました。この数値は市場予想の15万人増を大幅に上回る実績となりました。この予想以上に強い失業率の改善に市場の期待が高まっています。
20万人増加という数値よりも失業率が8.5%という結果が驚きですね。2011年の冒頭に、失業率は10%を上回る数値でしたが、その数値と比べるとものすごい伸びであることがわかります。米国経済の底堅さが顕著に現れてきていますね。
家計調査による雇用の伸びは雇用統計で発表されている数値よりもさらに上回っています。この結果から読み取ることができるのは失業率の改善が示すものが労働人口の減少によるものではないことを表しています。雇用市場が正常な状態に戻るにはまだまだ時間が掛かりそうですが、米国経済の底堅さははっきりと出てきています。
【11月雇用統計の詳細】
非農業部門雇用者数 +20.0万人
民間部門雇用者数 +21.2万人
政府部門雇用者数 -1.2万人
U-3失業率 8.6%
U-6失業率 15.2%
労働人口増減 -5.0万人
就業者増減 +17.6万人
失業者増減 -22.6万人
週間平均労働時間 34.3h
平均時間あたり賃金 23.24ドル
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