2012年5月発表 4月消費者物価指数 為替チャート
4月消費者物価指数 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年5月15日(火)日本時間 21:30時発表。
【前月比】
前回+0.3% 市場予想+0.0% 結果+0.0%
【前年比】
前回+2.7% 市場予想+2.3% 結果+2.3%
【コア前年比】
前回+2.3% 市場予想+2.3% 結果+2.3%
5月15日に発表された米国の消費者物価指数は、前月比0.0%となり、横ばいという結果になりました。予想でも横ばいという結果でした。景気向上の減速感が否めないという状況が続いています。こちらの結果になった理由としては、エネルギー価格の低下が主要因の一つで、エネルギー価格が下がったことにより全体の物価指数が抑えられたという格好になっています。
消費者物価指数は3ヶ月連続で上昇していましたので、上昇がストップしているように見えますね。前年度と比べると2.3%上昇となっていますので2011年2月以来の低い伸びにとどまっています。
米国の金融機関は最近の状況を、金融機関は最適な状況にあると語っています。また景気回復についても軌道に乗ってきている中での小休憩といった見方をしているようです。今後の消費者物価指数は、あまり上がりすぎてもいけませんし、この程度で留まってくれれば経済としては安定してくれていると見ることができるのでしょうね。
またこの日はギリシャの再選挙が決定的となりギリシャの不透明感が継続、ユーロはドルに対し4ヶ月ぶりとなる1.27ドル前半まで下落が加速、南欧周縁国の利回りも上昇し為替、株式、商品各相場ではリスクオフの動きが強まりました。
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