2012年5月発表 4月小売売上高 為替チャート
4月小売売上高 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年5月15日(火)日本時間 21:30時発表。
【前月比】
前回+0.7% 市場予想+0.1% 結果+0.1%
【除自動車】
前回+0.8% 市場予想+0.2% 結果+0.1%
5月15日に発表された米国の4月小売売上高は予想通りの0.1%上昇という結果です。前月の0.8%上昇の数字から見ると上昇幅が少なくなってきていることが分かります。原油高によって米国の消費者全体に消費を控える心理が働いている様です。
前月までの小売売上高の結果が好調だったのは暖冬での押上効果によるものだったようです。その結果、今月の小売売上高は前月と比べて横ばいに近い結果となっています。落ち込みが激しいのは、建設資材や衣料品などでの落ち込みが著しいようで、前月よりもマイナスの伸び率となっているようです。
原油高の中ガソリン価格の下落は続いており、ガソリンスタンドでのガソリンの売上高は前月と比べて0.3%減少しているという状況です。好調だったのは、自動車・部品で、こちらは前月比0.5%増となっていますので、消費者が自動車の買い替えや修理を進めていることが見受けられますね。一時的な景気向上の踊り場はまだまだ続いていくようです。
またこの日はギリシャの再選挙が決定的となりギリシャの不透明感が継続、ユーロはドルに対し4ヶ月ぶりとなる1.27ドル前半まで下落が加速、南欧周縁国の利回りも上昇し為替、株式、商品各相場ではリスクオフの動きが強まりました。
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