2012年6月発表 5月消費者物価指数 為替チャート
5月消費者物価指数 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年6月14日(木)日本時間 21:30時発表。
【前月比】
前回+0.0% 市場予想-0.2% 結果-0.3%
【前年比】
前回+2.3% 市場予想+1.8% 結果+1.7%
【コア前年比】
前回+2.3% 市場予想+2.2% 結果+2.3%
米国の5月の消費者物価指数は、ガソリンの値段が低下していることにより大幅に下がりました。この下がり方は2008年12月以来となる3年ぶりの大幅な下げ幅となりました。この結果を受けて米国のFRBによる景気の下支えの政策が出てくる可能性が大きくなったと見られています。
消費者物価指数の総合指数としては、横ばいという結果になっています。大幅に低下しているものはエネルギーと食品の2項目だったのですが、それ以外の消費者物価のコア指数については前月比0.2%上昇しているという結果ですので、ガソリンの値段が6.8%も下がっているという結果がこの消費者物価指数の大幅な低下を牽引しているといえますね。
小売売上高も減少していましたので、消費者物価指数も下がっているという結果は当然と見られますが、このままガソリン安が続いてくると今後も米国経済の冷え込みが進んでいきそうです。
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