2012年6月発表 5月PCEコア・デフレータ(個人消費支出) 為替チャート
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5月PCEコア・デフレータ ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年6月29日(金)日本時間 21:30時発表。
【コア前月比】
前回+0.1% 市場予想+0.2% 結果+0.1%
【コア前年比】
前回+2.0% 市場予想+1.8% 結果+1.8%
米国商務省が29日に発表している5月度の個人消費支出については前月比とほぼ横ばいとなりました。この結果の背景には、自動車需要が後退したと見られています。その結果によって個人消費支出が横ばいになっていると見られています。
しかし、物価上昇圧力が弱まってきていますので、今後の家計負担については緩和されていく方向性にあると見られているようです。今まで見てきているようにやはり個人消費支出があまり伸びなくなってきているようですね。
米国は経済の刺激対策をそろそろ考えていかないと欧州不安もあいまって負のスパイラルに落ちていくということも考えられます。経済評論家の中には個人消費支出が完全にピークを脱しているといっています。今後も厄介な指標発表が続いていくということが容易に予想されるだろうといっています。個人消費支出が経済を支えていますので、今後もこの指標には注目が必要です。
またこの日は注目のEU首脳会談最終日、事前の予想を覆し、ドイツの譲歩でユーロ各国銀行救済金の直接融資や国債買取が決定、これを受けたまりに溜まったユーロショートポジションのまき戻しによりユーロがが全面高、株、商品も資源国通貨も上昇し、リスクオフの巻き戻しとなりました。モバイルで為替市況を見る時はGMOクリック証券のiCLick FXを使用しています。マーケット情報もMarket Win24、日本証券新聞、ダウジョーンズ、トムソンロイターと豊富にそろっていますよ。