2012年7月発表 6月中古住宅販売件数 為替チャート
6月中古住宅販売件数 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年7月19日(木)日本時間 23:00時発表。
前回462万件 市場予想462万件 結果437万件
【前月比】
前回±0.0% 市場予想+1.5% 結果-5.4%
米国の6月の中古住宅販売件数が発表されましたた。6月の結果は5.4%減少という結果となり季調済の年率換算で437万戸、8ヶ月ぶりの低水準な結果となりました。また先月の数字も修正が入り455万戸からこちらは上方修正され462万戸となりました。
この中古住宅販売件数の鈍化には、雇用の伸びがあまり進んでいないことを受けての結果となっています。雇用が伸びなければ住宅販売件数も伸びないのは当たり前ですね。そもそもこの住宅需要に関しては調子よく右肩上がりとはなりにくいですので、一段楽している状況ともみることができます。
先月の結果では、中古住宅の価格が上昇してきていたので販売件数はあまり伸びないという結果でした。現在では、購入したら価格がすぐ下がってしまうというのを恐れていてなかなか販売件数が伸びてこないという風にも見られています。実際のところは、経済があまり好調な状況では無いというところからきているのでしょうが。今後も米国経済指標の動きは注意深く見ておきましょう。
この日発表された米経済指標は中古住宅指数と共に軒並み悪化、新規失業保険申請件数は再び38万件台へ、7月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も先月よりは良かったもののマイナス圏となる-12.9と好景気・不景気の境の0に遠く及ばず、また6月景気先行指標総合指数も-0.3%とマイナス圏となり、QE3期待が上昇、ドルが他通貨に対し下落する流れとなりました。
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