2012年7月発表 6月小売売上高 為替チャート
6月小売売上高 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年7月16日(月)日本時間 21:30時発表。
【前月比】
前回-0.2% 市場予想+0.2% 結果-0.5%
【除自動車】
前回-0.4% 市場予想±0.0% 結果-0.4%
6月の米国の小売売上高は予想に反して大幅に悪化しました。前月も-成長を続けており、今月も-0.5%となり3ヶ月連続の小売売上高の減少となっています。この結果を受けて今年度に入って調子の良かった米国景気は本当に減速しているのではないかという不安でいっぱいになっています。
この3ヶ月連続の減少という結果は2008年以来始めての結果となっており、さらに悪いことに4月分の結果が下方修正されていることです。この結果はガソリンの小売価格が低下したものが強く反映されているもので、本当であればガソリン価格が下がれば良い結果として見られるのですが、今回ばかりは全体の小売売上高が下がってきているのであまり良いニュースとは捉えられていないようです。この小売売上高が上昇するか否かというのが今後の米国経済の明暗を描いていきそうですね。
またこの日の欧州市場では先日のECB理事会での利下げと中銀預金金利をゼロに引き下げたことや、欧州不安により高格付け国債への逃避が加速、ドイツやオランダなどの短期物債権が史上初めて利回りがマイナスを記録、ますますお金の循環が怠り資産の保全への動きを強めています。
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