2012年10月発表 9月小売売上高 為替チャート
9月小売売上高 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年10月15日(月)日本時間 21:30時発表。
【前月比】
前回+1.2% 市場予想+0.8% 結果+1.1%
【除自動車】
前回+1.0% 市場予想+0.6% 結果+1.1%
米国の9月度の小売売上高が発表されました。結果としては予想の0.8%よりも良く、前月度の0.9%という数値よりも良い+1.1%となりました。また前月8月分も0.9%増から1.2%増へ、自動車を除いた小売売上高も1.0%増へ上方修正が入り、米国が好景気になってきていることが良く分かります。
この成長は第3四半期の経済成長が予想を上回っていることを示唆しているようです。自動車・ガソリン・建設資材を除く売上高が0.9%増となっています。これだけみると市場予想の0.3%増を大きく上回っていますので、消費が経済に与える影響が大きく寄与していることがわかります。
9月度の失業率を見ると7.8%とよくなっていますし、今回の小売売上高の結果も良くドルが買われています。79円超えも目前になってきているという状況です。このまま米国の経済成長が続いていくと日本経済も潤ってきますね。但し同時刻に発表のあったNY連銀製造業景気指数は3ヶ月連続でマイナスとなる-6.16、8月の-5.85、9月の-10.41、そして今回10月の-6.16と製造業の改善ペースは緩慢な状況ではあります。
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