2012年11月発表 10月小売売上高 為替チャート
10月小売売上高 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年11月14日(水)日本時間 21:30時発表。
【前月比】
前回+1.1% 市場予想-0.2% 結果-0.3%
【除自動車】
前回+1.1% 市場予想+0.2% 結果±0.0%
10月度の小売売上高が発表されました。予想されていた通り、前月度の結果よりマイナス成長となりました。予想されていた-0.2%という数値を若干下回り、-0.3%の成長という結果になりました。
この減少の背景にあるのは10月末に米国を襲ったハリケーン「サンディ」の影響がとても大きく、自動車販売台数が鈍化したということが響いています。このハリケーン「サンディ」の影響は10月末に起こったということもあり、11月になって本格的にハリケーンの影響が織り込まれると見られていますので、まだまだ本格的な数値とはいえません。11月の小売売上高に注目が必要です。
ハリケーンの復興需要で増えると見られていた建設資材・庭用設備の売上高については、復興需要が無く1.9%の減少となっています。こちらへの影響も11月の小売売上高に反映されるものと思われます。
またこの日、日本では衆議院の解散が決定的に、一斉に円買いポジションが解消され円売りの流れにドルに対して一気に80円を突破。また欧州ではこの日発表された鉱工業生産が-2.5%とリーマンショック後では最大の落ち込みを記録、経済緊縮の影響がこれからさらに深くなっていくのではないでしょうか。
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