2011年12月発表 11月中古住宅販売件数 為替チャート
11月中古住宅販売件数 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2011年12月21日(水)日本時間 24:00時発表。
前回425万件 市場予想505万件 結果442万件
【前月比】
前回+1.4% 市場予想+2.2% 結果+4.0%
米国不動産協会から発表された11月の中古住宅販売件数は季節調整済みの年率換算で442万戸になりました。前月からプラス4.0%となりました。2ヶ月連続の増加ですが、今回の市場予想は505万戸となっていましたので、予想より63万戸下回っているという結果になりました。
中古住宅販売件数の上向きで言える事は、米国の経済状況が落ち着いてきており、家を移住する人が増えてきているということです。サブプライムローン問題では、この住宅金融への低所得者層が支払い不能になりましたので、住宅金融が焦げ付き、世界中からの投資資金が回らなくなるという非常事態になりました。
この住宅関係の指標の安定というものが、昨今の経済状況の下振れの終演を示すものとなります。中古住宅販売件数が安定してくれば、経済状況が安定し、景気が上向きになるということになります。この中古住宅販売件数の動向には引き続き目を光らせたいものです。
またこの日の発表では過去4年に溯って驚くべき下方修正も発表されました。同一物件や新築住宅販売データの重複計上が理由とか!それによれば2007年は11%下方修正、2008年は16%下方修正、2009年も16%下方修正、2010年は15%下方修正され、491万戸から年率換算419万戸の大幅な下方修正となりました。・・・おいおいおい!!
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