2011年12月発表 11月米雇用統計 為替チャート
11月米雇用統計 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2011年12月2日(金)日本時間 22:30時発表。
【非農業部門雇用者数】
前回+9.0万人 市場予想+12.5万人 結果+12.0万人
【失業率】
前回9.1% 市場予想9.0% 結果8.6%
米労働省が発表した11月の米国における雇用統計は、失業率が8.6%となりました。前月の9%から大幅に改善しています。一時は失業率が10%に届くかというところまで行っていたのですが、驚くほどの急回復となっています。ちなみに11月の市場予想は9.0%となっていて、予想を大はばに上回っていました。
雇用統計は、FXにとって一番重要な指標となりますが、この改善ぶりは市場関係者にとってはサプライズな発表だったと思います。
非農業部門雇用者数については、12万増となっていますので、予想されていた12万2000人増とほぼ一致していました。この日の発表では、9月、10月分の雇用者数も上方修正されていて7万2000人上乗せされており、景気回復の兆しを物語っていますね。
この失業率の低下は、労働力人口の減少が一因となっているという見方もありますが、実際の雇用の伸びについても確認されています。雇用統計の改善は一番嬉しいニュースで、これからも好結果が続いて欲しいものですね。
【11月雇用統計の詳細】
非農業部門雇用者数 +12.0万人
民間部門雇用者数 +14.0万人
政府部門雇用者数 -2.0万人
U-3失業率 8.6%
U-6失業率 15.6%
労働人口増減 +31.5万人
就業者増減 +27.8万人
失業者増減 -59.4万人
週間平均労働時間 34.3h
平均時間あたり賃金 23.18ドル
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