2012年5月発表 4月米雇用統計 為替チャート
4月米雇用統計 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年5月4日(金)日本時間 21:30時発表。
【非農業部門雇用者数】
前回+15.4万人 市場予想+16.0万人 結果+11.5万人
【失業率】
前回8.2% 市場予想8.2% 結果8.1%
5月4日に発表された雇用統計の一つ非農業部門雇用者数は予想の16万人増という結果に対し、11.5万人増となり予想を下回るという結果になりました。前月度の12万人増という結果についても下回っていますので、この結果は経済成長のスピードが鈍化しているという結果に分析されます。
しかし、4月の失業率については改善されており予想の8.2%という結果を上まわって8.1%となっていますので、急激な経済の悪化があったというわけではないみたいです。着実に経済成長は進んでいますが、そのスピードが鈍化していると見られています。
ここでもう一つ米国政府に頑張っていただき経済刺激策を打ち出してもらいたいですね。雇用者数が減っているが、失業率が改善しているという内容については、労働人口増減が34.2万人も減少し労働参加率は63.6%まで低下した事からも職探しをあきらめた人が増えたためで失業率が改善しているというのが大半経済評論家の意見です。今後の米国経済および政策については注視が必要です。
【4月雇用統計の詳細】
非農業部門雇用者数 +11.5万人
民間部門雇用者数 +13.0万人
政府部門雇用者数 -1.5万人
U-3失業率 8.1%
U-6失業率 14.5%
労働人口増減 -34.2万人
就業者増減 -16.9万人
失業者増減 -17.3万人
週間平均労働時間 34.5h
平均時間あたり賃金 23.38ドル
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