2015年12月発表 11月米雇用統計 為替チャート
11月米雇用統計 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2015年12月4日(金)日本時間 22:30時発表。
【非農業部門雇用者数】
前回+29.8万人 市場予想+20.0万人 結果+21.1万人
【失業率】
前回 5.0% 市場予想 5.0% 結果 5.0%
米労働省は4日、米雇用統計の発表を行いました。非農業部門雇用者数は前回の27.1万人よりも少ない、21.1万人という結果となりました。
しかし前回記録した27.1万人という数字があまりにも良過ぎたので、今回は「悪くなった」というよりも「落ち着いた」と見て良いでしょう。予想としては20.0万人と出ていたので、寧ろポジティブに捉えるべきです。ちなみに失業率は前回と同じく、5.0%という結果となりました。
今回の結果を受けて、FRBが利上げに踏み切る確率は高くなったと見ていいかと思います。しかしOPECの減産見送りの決定により、原油価格が下がってきているので、どうなるかについてはまだ分かりません。非常に難しい状況ではありますが、こればかりはしっかり見守って判断していくしか無さそうです。
【11月雇用統計の詳細】
非農業部門雇用者数 +21.1万人
民間部門雇用者数 +19.7万人
政府部門雇用者数 +1.4万人
U-3失業率 5.0%
U-6失業率 9.9%
労働人口増減 +27.3万人 (前回+31.3万人)
就業者増減 +24.4万人 (前回+32.0万人)
失業者増減 +2.9万人 (前回-0.7万人)
週間平均労働時間 34.5h (前回34.5h)
平均時間あたり賃金 25.25ドル(前回25.20ドル)
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