fx初心者　FXのリスク　為替変動・流動性リスク。管理人によるＦＸ初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

⇒ 為替変動リスク

為替変動により利益を上げる、これこそFXなのですが、逆に為替変動が思惑とは反対に変動した場合、為替レートの変動が急激に起こったならば・・・、FXは24時間連続した相場ですが、土日はお休み、この間に大事件がおきたならば、ストップロスをおいていても約定はしません。

月曜日のオープン値で約定される事となり、ストップロス値をお大きくはずれた値で約定してしまいます。
その場合大きな損失、まさに元本割れとなる可能性があります。
リーマンショックでの世界同時株安、超円高によりまさに上記の様な状況が生まれたわけです。

現金確保の為、すべての投資資金引き上げにより、株も商品も為替もすべて売りが売りを呼び大暴落、金融市場は凍りつき大混乱となりFX取引でも多くの投資家が強制ロスカットの憂き目にあいました。

⇒ 流動性リスク

FX市場ではマーケットメイカーと呼ばれる複数の金融機関が売気配、買気配を常時提示してこの値に対して一番安い値で我々投資家は購入しているわけです。

しかし為替相場の激変やテロ、戦争、地震などの地政学的リスクと呼ばれる天変地異が発生するや、この気配値の提示が出来なくなることがあり取引が出来なくなる場合があります。大きな損失が出ていて決済しようとしても決済出来ず、ただ見守るだけ！なんてこともあります。

この様に流動性が低下した場合、スプレットが大きく広がったり、注文を出しても約定するまで異常に時間がかかったり、希望した価格で約定しない！などのリスクが発生します。

またFXでは流動性の高い通貨、低い通貨と言うのがあります。
簡単にいえば約定（決済）のしやすさ、約定率の高さ低さと言い買える事が出来ます。

流動性が高いが米ドル、ユーロ、ポンド、円、スイスなどのメジャー通貨。流動性が低いのが南アランドやトルコリラなどメジャー通貨以外のマイナー通貨。
普段の取引でも週末のクローズ時や週初のオープン時、雇用統計などの指標発表のスプレットはえらい広がります。ですのでこの様な流動性の低い通貨の取引はおすすめしません！特にFX初心者は手だし無用ですよ。