FXのローソク足の種類と分析 (足型の特徴とサイン・意味)。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
FXのローソク足の種類と分析 (足型の特徴とサイン・意味)
FXのローソク足の種類と分析 (足型の特徴とサイン・意味)
ローソク足の種類にはいろいろな種類があります。ローソク足で分かることは過去の値動きが分かることもそうですが、今後の値動きについても予測できることもあります。
それぞれのローソク足の形には種類があって、意味があります。
ローソク足の胴がプラス方向に長い大陽線と呼ばれるものやローソク足の胴がマイナス方向に長い大陰線と呼ばれるものが代表的ですが、それだけではありません。以下にそれぞれのロウソクの形の意味を示します。
種類 | 足形 | 特徴とサイン |
---|---|---|
陽の丸坊主 | 上ヒゲも下ヒゲもまったくない大陽線で買い勢力が非常に強い状態を表しています。始値より買われ続けて、終値になっても買われ続けている状態です。今後も買い勢力が強いことが予想されます。この形が出たときは積極的に買いをしかけるのが望ましいです。 | |
陽の寄り付き坊主 | 上ヒゲはあるが下ヒゲがない大陽線です。高値に挑戦したけど、少し調整が入って高値を下回った状態です。下ヒゲがないので始値より買いが続いたと見られますので、買い勢力が強いと判断できます。 | |
陽の大引け坊主 | 下ヒゲはあるが上ヒゲが無い大陽線の形です。始まったときは少し安値に向かったのですが、終わりにかけては買われ続けたというのがこの形になりますので、陽の丸坊主と同様に今後も買い勢力が強いことが予想されます。 | |
コマ(陽の極線) | ロウソクの胴も上ヒゲも下ヒゲも極めて短い陽線の形を指します。この形が表すのは、プラス方向に向かいつつあるのですが、相場に迷いがあるという状態を指しています。買いも売りも保ち合っている状態のときにこの形が出てきます。 | |
カラカサ(陽線) | 下ヒゲが長く、短い胴で上ヒゲが無い陽線の形を指します。下げ曲線でチャートがきているときにこの形が出てきたら、上昇トレンドへと変換した可能性の高いと見れます。 | |
トンカチ(陽線) | 上ヒゲが長く、短い胴で下ヒゲが無い陽線の形を指します。上昇トレンドで、この形がついたら今後下降トレンドへと変換した可能性が高いです。 | |
トンボ | 下ヒゲが長く始値と終値が同じ値で終わっている時の形を指します。この形が出たときは相場の転換期が来ていることを示しています。 | |
トウバ | 上ヒゲが長く下ヒゲがない始値と終値が同じ値で終わっている時の形を指します。この形が示唆するのは相場の流れが終了して、この後トレンドが変換となるか保ちあいとなるかどちらかへ進むと判断できます。 | |
陰の大引坊主 | 同部分が長く上ヒゲはあるが下ヒゲがない大陰線です。寄り付きでは大きく買われましたが売りに押さたままその日の安値で引けた形状です。弱気サインですが、天井圏でこの形が現れたら要注意です。 | |
コマ(陰の極線) | 胴もヒゲも極めて短い陰線の形を示しています。相場の迷いを示しています。今後の方向性については、若干売りトレンドなのかなと予想できます。 | |
カラカサ(陰線) | 短い胴に長い下ヒゲがついている形を指します。下降トレンドで出ていたら今後上昇トレンドへと変換する可能性が高いと判断できる形です。 | |
トンカチ(陰線) | 短い胴に長い上ヒゲがついている陰線となります。上昇トレンドでこの形が出たら今後下降トレンドへと変換する可能性が高いと判断できる形です。 | |
寄せ線(足長同時線) | 上ヒゲと下ヒゲがほぼ同じ長さの始値と終値が同等の形を示しています。売りと買いが交差している状態を示しており、今後の予想が難しい形です。このときは取引を控えておいたほうが無難です。 | |
4値同時足 | 始値と終値と高値と安値が全て同じ値の状態です。胴もヒゲも無い形です。相場が閑散としている状態を示しています。 |
このようにローソク足には色々な形がありますが、ローソク足の形状から色々な特性がある事を覚えておくと取引に役に立つことは間違いないと思います。
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