FXのトレンド系指標 平均足の見方と使い方。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
FXのトレンド系指標 平均足の見方と使い方
FXのトレンド系指標 平均足の見方と使い方
平均足とはローソク足と同じように、始値、高値、安値、終値から計算され表示されます。高値と安値の表示についてはローソク足と共通の表示方法をしますのでヒゲの先端が高値と安値になります。しかしローソク足と後外は始値と終値についての計算方法が変わってきます。
始値については一本前の平均足の始値と、終値を足して2で割ったものが現在ラインの始値となります。終値は、ローソク足の始値と高値と安値と終値を足して、4で割ったものが平均足の終値となります。
この平均足の表示では、実際のレートの始値ではありませんので高値と安値よりも始値の方が高かったり低かったりしますので、ヒゲの部分が胴体の中に隠れてしまうことが良くあります。始値や終値の計算方法の違い、ヒゲが胴体部分に隠れたりすることがローソク足と平均足の違いです。
平均足はどのような利点があるかというと1日の平均値を重視して作られていますので、ローソク足よりもトレンドが強くでておりチャート表示上でも下げトレンドは下げトレンドと一目で分かるようになっています。
【GMOクリック証券プライムチャート ローソク足(上)と平均足(下)の比較】
平均足の見方
※2.胴体が長く下髭が出ている平均足は下降トレンドが強く出ます。
※3.胴体が短く上下に髭が出ている状態はトレンド変化の兆しです。
平均足ではトレンドが変わるまでほぼずっと同じ色で表現されていますので、トレンドが分かりやすいのです。下げトレンドのチャートが青色なら青色が下げトレンド中ずっと続くという感じで表示されます。あまり採用しているFX業者は少ないですが、利益を得ているトレーダーの中では根強い人気を誇っている人気のツールです。
トレンドが強いときは胴体が長くなります。トレンドが弱いときは胴体が短くなります。長い胴体が続いているときにはトレンドが続いていることになりますので、大きな利益を得ることが可能かもしれません。
平均足と組み合わせるといいのはオシレーター系のストキャスティクスです。平均足では、トレンドが続いているときでも、逆の色の胴体が出てくることがあります。
逆の色の胴体が出てきたのでトレンド変換したかと思いきや小康状態の値動きであったりします。そういった小康状態の値動きを判断するためにストキャスティクスを見て売られすぎか買われすぎかを確認するのがいいでしょう。
売られすぎのときに買いの色の胴体が出てきたのであれば、買いトレンドに入った可能性もありますので積極的に仕掛けてみるのも良いかもしれません。
【GMOクリック証券プライムチャート ユーロ/米ドル日足 平均足とストキャスティクス】
※クリックすると大きな画面で確認できます。
※上記ストキャスティクスの値はは%k15、%D6です。その時々の値動きや通貨ペアにより調節するとより精度が高まります。
管理人が平均足を確認するときによく使うチャートが上記のGMOクリック証券のプラチナチャートとFXプライム byGMOのチャートナビプライムです。
GMOクリック証券はメイン口座として使っており、チャートや取引画面の軽さ感覚的に使える所が気に入ってますが、FXプライム byGMOのチャートナビプライムも優れもので、上記、ストキャスティクスをはじめとした主要テクニカル分析の売買シグナルが表示されます。
特に初心者でテクニカル分析が分からない!なんて方でも矢印で売買ポイントを表示してくれますのでオススメです。
※クリックすると大きな画面で確認できます。
【FXプライム byGMOのチャートナビプライム】
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