FXのトレンド系指標 ケルトナーチャネルの見方と使い方。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
FXのトレンド系指標 ケルトナーチャネルの見方と使い方
FXのトレンド系指標 ケルトナーチャネルの見方と使い方
ケルトナーチャネルとは難しい名前ですが、ケルトナー氏が開発した、チャネル状のテクニカルチャートなのでケルトナーチャネルと呼ばれています。
このケルトナーチャネルはトレンド系のテクニカル指標となっています。表示のされ方としては、3本の線で表示されています。一番上と下の線がバンドラインを示していて、中央の線が10日間の単純移動平均線です。
バンドの上下の線の算出方法は、平均値、移動平均値、中間移動平均値の3つで計算されます。
- 平均値=(高値+安値+終値)÷3
- 移動平均値=高値から安値を引いた10日間の単純移動平均値
- 中間移動平均値=平均値を使った10日間の移動平均値
- アッパーバンド=中間移動平均値+移動平均値
- ロウワーバンド=中間移動平均値-移動平均値
10日間の部分の日数変更や単純移動平均を、指数平滑移動平均にすることで精度が向上するようです。
【ユーロ/ドル日足 上:ケルトナーチャネル,21 下:RSI】
ケルトナーチャネルの見方としては、アッパーバンドを現在値が上抜けした場合は上昇トレンドが強く発生しているとみて、中間移動平均値の線がサポートラインとなりトレンドをフォローしてくれます。また、ロウワーバンドを下抜けした場合は、下降トレンドが強く発生しているとみて、中間移動平均値の線をレジスタンスラインとしてみます。
このケルトナーチャネルは単体での信頼性があまり高くない指標ですので、単体での使用はあまりオススメできません。RSIなどのオシレーター系指標と併用してみて、売られすぎで下降トレンドが弱まってきたなと判断したら買いポジションを持つなどの使い方が主流です。RSIを併用することでケルトナーチャネルのダマシを見抜きながらトレードをしましょう。
ケルトナーチャネルを上手に使うためにはパラメーターの変更や、使用する移動平均線を変えてみるなど自分好みにカスタマイズが必要です。オススメは、移動平均線を10日間からフィボナッチ指数の8, 13, 21, 34, あたりで足型や取引通貨ペアごとに過去の動きに合わせて設定してみると、通貨ペア、足型に合う日数が見つかると思います。
現在、ケルトナーチャネルを搭載しているFX会社は、GMOクリック証券・外為オンライン・マネーパートナーズ・ひまわり証券と結構あります。中でも上記画像のGMOクリック証券のプラチナチャートと下画像のマネーパートナーズのハイパーネクストはテクニカル指標も豊富で扱いやすくてオススメです。
【ユーロ/ドル日足 上:ケルトナーチャネル,10 下:RSI】
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