米Q1GDP確 4月S&P住宅価格
2016年06月28日
週明けの日経平均株価は350円以上の値上がりを記録。ドル円も
102円にまで値を戻して、イギリスのEU大騒動は収まったかのよ
うに思います。でも混乱はまだまだ続いています。寧ろ更なる
混乱を引き起こし、先行きが全く見えない状態と言えるでしょう。
イギリスでは次の首相は誰になるかについての議論が白熱。また
国民投票のやり直しの動きも高まりつつあります。今は非常に難
しい時期で、予想も立てづらいでしょう。我慢の時はいつまで続
くのか、じっくり様子を見守っていくしかありません。
■前日の相場
昨日はドル円は落ち着いた推移となっており101.5円~102円前後
での推移となっています。ユーロドルは1.11ドルが上値を抑える
形となっており1.09ドル後半での推移となっています。
■本日の経済指標スケジュールをお送り致します。
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【6月28日】
指標 市場予想 前回
15:00 独 5月輸入物価指数
(前月比) +0.6% -0.1%
(前年比) -5.8% -6.6%
21:30 米 第1四半期GDP確報値 +1.0% +0.8%
22:00 米 4月S&Pケースシラー
住宅価格指数 +5.41% +5.43%
23:00 米 6月消費者信頼感指数 93.5 92.6
23:00 米 6月リッチモンド連銀
製造業指数 +3 -1
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【本日の注目指標】
GDPは米国の経済を中・長期的に探る上で注目度の高い指標の一つです。
米国内で生産された財・サービス(個人消費、設備投資、住宅投資、
在庫投資、政府支出、純輸出)の総額で四半期ごとに発表されますが、
速報値→改定値→確定値と一月ごとに修正発表され通常は速報値が
最も注目されます。
Q3+5.0→Q4+2.2→15年Q1-0.2→Q2+3.9→Q3+2.0→Q4+1.4→16年Q1改+0.8。
前回の米GDP発表時の各通貨のチャートはこちら
14・15年米GDP発表時の各通貨チャート一覧はこちら
S&Pケースシラー住宅価格指数は米国主要10都市及び20都市での一
戸建ての実売取引価格をもとに指数化、米国の住宅価格・個人消費
動向をみるうえでも注目される指標です。
9月5.45→10月5.54→11月5.83→12月5.74→1月5.75→2月5.38→3月5.43。
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■先日の経済指標・各市場の結果をお送りします。
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【6月27日】
指標 市場予想 結果
本日は重要経済指標の発表はありません。
【6月27日の4本値】
始値 高値 安値 終値
米/円 102.16 102.48 101.41 102.00 -0.22
欧/米 1.1072 1.1084 1.0971 1.1025 -0.0092
欧/円 113.10 113.27 111.38 112.44 -1.21
英/円 138.43 138.51 133.35 134.90 -4.90
豪/円 76.10 76.18 74.53 74.75 -1.56
加/円 78.63 78.71 77.47 78.02 -0.58
【6月27日の相場】
日経平均 15,309.21 +357.19
ダウ平均 17,140.24 -260.51
NY原油 46.33 -1.31
NY金 1,324.70 +2.30
米10年国債 1.440 -0.122
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■編集後記
ユーロドルはやや乱高下気味ですが、ドル円は落ち着いています
ね。ただ、パニック相場が終わり、いったん落ち着いているだけ
で完全に離脱した時に再び勢いよく下落する可能性がある事は頭
に入れておいた方が良さそうです。
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16年09月09日 #1839 独・英7月貿易収支 加8月雇用統計
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