FX 初心者が勝つ！今日の重要経済指標 #1833 米8月ISM
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#1833 米8月ISM
2016年09月01日
果たして9月のアメリカ利上げはあるのかないのか？そのカギを握
るのが、今週金曜日に発表される雇用統計です。31日にその雇用
統計を占う上で重要な指標となる、ADP雇用報告が発表されました。
8月の雇用者数は＋17.7万人となり、市場予想を上回りました。
業種別に見ると建設業は減っているものの、金融・専門職は増加
しました。となると金曜日に発表される雇用統計には、期待が高
まります。もし今週末発表される雇用統計が20万人を超えたのな
らば、9月利上げの可能性は益々高まるでしょう。
■前日の相場
昨日もドル円は上昇となり、103.5円付近まで高値を伸ばしました。
明日に控えている雇用統計まで上昇が継続するかも知れません。
ユーロドルは1.1120ドル付近まで安値を広げていますが、明日を
前にやや慎重な推移となっています。
■本日の経済指標スケジュールをお送り致します。
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【９月１日】
指標 市場予想 前回
16:55 独 8月製造業PMI(確) 53.6 53.6
17:00 欧 8月製造業PMI(確) 51.8 51.8
17:30 英 8月製造業PMI 49.0 48.2
21:30 米 新規失業保険申請件数 26.5万 26.1万
失業保険継続受給者数 214.5万 214.5万
23:00 米 8月ISM製造業景気指数 52.0 52.6
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【本日の注目指標】
ISM製造業景気指数は全米の製造業者 約350社へのアンケート調査
をもとに製造業者の景気動向を指数化した指標です。この指数50が
景況感の分かれ目、50以下だと景気後退、50以上ですと景気拡大と
なることを表しています。
1月48.2→2月49.5→3月51.8→4月50.8→5月51.3→6月53.2→7月52.6。
・前回のISM製造業景気指数発表時の各通貨のチャートはこちら
・ 16、15年ISM製造業景気指数発表時の各通貨チャート一覧はこちら
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■先日の経済指標・各市場の結果をお送りします。
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【８月３１日】
指標 市場予想 結果
15:00 独 7月小売売上高
(前月比) +0.5％ +1.7％
(前年比) +0.3％ -1.5％
16:55 独 8月失業者数 -0.4万 -0.7万
8月失業率 6.1％ 6.1％
18:00 欧 7月失業率 10.0％ 10.1％
18:00 欧 8月消費者物価指数(速)
(前月比) +0.3％ +0.2％
(コア前年比) +0.9％ +0.8％
20:00 米 MBA住宅ローン申請指数 － +2.8％
21:15 米 8月ADP雇用統計 +17.5万 +17.7万
21:30 加 6月GDP +0.4％ +0.6％
第2四半期GDP -1.5％ -1.6％
22:45 米 8月シカゴ購買部
協会景気指数 54.0 51.5
23:00 米 7月中古住宅販売保留件数 +0.7％ +1.3％
【９月１日】
10:00 中 8月製造業PMI 49.9 50.4
8月非製造業PMI － 53.5
10:30 豪 7月小売売上高 +0.3％ +0.1％
10:45 中 8月財新製造業PMI 50.1 50.0
【８月３１日の４本値】
始値 高値 安値 終値
米/円 102.99 103.53 102.85 103.42 ＋0.46
欧/米 1.1142 1.1165 1.1123 1.1158 ＋0.0015
欧/円 114.75 115.42 114.68 115.39 ＋0.66
英/円 134.69 135.88 134.59 135.86 ＋1.19
豪/円 77.34 77.79 77.32 77.74 ＋0.42
加/円 78.62 78.94 78.56 78.89 ＋0.28
【８月３１日の相場】
日経平均 16,887.40 ＋162.04
ダウ平均 18,400.88 －53.42
ＮＹ原油 44.70 －1.65
ＮＹ金 1,311.40 －5.10
米10年国債 1.583 ＋0.012
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■編集後記
明日控えている米雇用統計ですが、今回は動きが激しくなる可能
性が高そうです。FRBのイエレン議長やフィッシャー副議長が雇用
統計の結果を利上げの重要な材料と考えているとの発言があった
事でいつも以上に激しく動きとなりそうです。
過去のバックナンバー
16年09月09日 #1839 独・英7月貿易収支 加8月雇用統計
16年09月08日 #1838 欧政策金利発表 米新規失業保険申請
