2012年4月発表 3月消費者物価指数 為替チャート
3月消費者物価指数 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年4月13日(金)日本時間 21:30時発表。
【前年比】
前回+2.9% 市場予想+2.7% 結果+2.7%
【コア前年比】
前回+2.2% 市場予想+2.2% 結果+2.3%
4月13日に発表された米国の消費者物価指数は前月比0.3%上昇という結果となりました。この結果は事前に予想されていたエコノミストの数値と一致しています。前年度比では2.3%上昇となっています。今後数ヶ月間の消費者物価指数は緩やかな上昇を続けると予想されています。
今回の消費者物価指数の伸びはガソリン価格の上昇によって総合指数が大幅な伸びとなっていることを受けての結果となっていますが、基礎的な物価への影響は高まっていないことが示された結果となりました。この消費者物価指数がこのままの状況が続けばFRBは雇用促進、住宅問題へさらに注力することとなります。
米国消費者物価指数は予想通りの結果でしたので、来週発表される住宅関連の指標には十分に注意を払いましょう。消費者物価指数は、現状のまま維持してくれることが消費者にとっては大変うれしいことです。あまり上昇すると買い控えが発生してしまいますのでこのあたりで落ち着いてもらいたいものです。またこの日の相場ではスペインのCDSが炎上しユーロが全面安状態に、これでドルに対し2週間連続の陰線で引け、週明けの1.30の攻防が注目されます。
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