FXのオシレーター系指標 ROCの見方・使い方。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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FXのオシレーター系指標 ROCの見方・使い方
FXのオシレーター系指標 ROCの見方・使い方
ROCとは、「Rate of Change」の略で変化率と直訳されます。レートの動きを比率化したもので、現在のレートと数日前のレートの動きを比率で表しているオシレータ系のテクニカル指標の一つとなり、相場の勢いを見るのに使うために開発されたテクニカル指標です。
ROCでの計算は当日の終値と数日前の終値×100で計算されますので計算方法は簡単です。ROCの見方としては、ROCはゼロの位置から高い場合は上昇トレンドを示唆しており、ゼロより低い場合は下降トレンドを示唆しています。
トレンドの終焉が近づいてくるとこのROCはゼロに近づいてきます。ROCがゼロに近い位置にあるときは、今後どの様に進むのかが読みにくい相場のときですので、その場合は取引を控えておいた方がよさそうです。このROCの位置で判断して取引を進めるというのが、ROCを使用しての取引手法となります。
【移動平均線とROC】
ROCは相場の動きから逆行することもあります。この逆行現象が出ているときは相場の反転のシグナルとされます。レートが天井圏や底値圏で推移している時に逆行現象が起きているときにこの現象の信頼度が高くなっているといえます。
しかし、このROCというテクニカル指標はトレードのエントリーポイントが分かりづらく使いづらい上、信頼性もあまり高くないテクニカル指標です。ですので売買シグナルを見るのには使用できません。その場その場の相場観・トレンドの強弱を判断するために使用するテクニカル指標となっています。
買いシグナルや売りシグナルを判断するのに使用するのではなくて、現在のトレンドの強さを判断するために使用しましょう。
単独で使用することはオススメできませんので、他のテクニカル指標との併用でこのROCを使用する手段を考えましょう。トレンド追従型のボリンジャーバンドや移動平均線などとのテクニカル指標の売買シグナルを使用して、ROCでトレンドの強さを確認してから、取引をするというのが良いでしょう。
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【GMOクリック証券のプラチナチャートで表示したROC・移動平均線・ポリンジャーバンド】
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