FXのオシレーター系指標 DMIの見方・使い方。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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FXのオシレーター系指標 DMIの見方・使い方
FXのオシレーター系指標 DMIの見方・使い方
DMIとは(Directional Movement Index)の略です。直訳すると一方的な方向の指標となります。このDMIは現在のトレンドの方向性を表している指標で一定期間内のチャートの値動きの方向性を数値として表している指標となります。
このDMIはW・ワイルダー氏が開発したRSIなどのオシレーター系指標が一方的なトレンド相場のときに役に立たないことから、その欠点を補うようにW・ワイルダー氏が開発したテクニカル指標です。
W・ワイルダー氏自身が作っているテクニカル指標の弱点を補うということをしているのでこのDMIのテクニカル分析指標は信頼性が高いです。
DMIは、上昇トレンドを示す+DIと下降トレンドを示す-DIで表されます。この2つのラインで買いシグナルと売りシグナルが判断できるようになっています。
【移動平均線(上)とDMI(下)】
売買シグナルは+DIと-DIが交差したときです。+DIが-DIを下抜けた(デッドクロス)場合が売りサインとなり、+DIが-DIを上抜けた(ゴールデンクロス)場合が買いサインとなります。
この2つだけでDMIの売り買いシグナルは判断できます。
また、DMIにはADXと呼ばれるトレンドの強さを表すラインもあります。
ADXが上昇しているときは現在のトレンドが続いているときはトレンドの強さが強いことを表しており、下がってきているときはトレンドの方向性が無い状態を表しています。
+DIと-DIが交差したとしてもこのADXが低い状態で交差しているときはトレンドの方向感が無くてだましの可能性が非常に高いですので、+DIと-DIが交差したからといってポジションを持つことは止めましょう。
トレンドの方向性がはっきりしており、売り買いシグナルがでた時にこのDMIは有効になります。
計算方法は複雑ですが、使われるラインはこの3つですので覚えてしまうとDMIは使えるテクニカル指標の一つであることが良く分かると思います。また相性の良い移動平均線やストキャスティクスと一緒に使用すると信頼度も増します。ぜひとも使い方を覚えてこのテクニカル指標を試してみるといいと思います。
この移動平均線・DMI・ストキャスティクスの組み合わせは結構好きでして、まずストキャスティクスとDMIでサインを確認し、さらにトレンドの強さを移動平均線、ADXで確認しています。また手仕舞いポイントもこの逆のサインが確認できたときになります。
【GMOクリック証券のプラチナチャートで表示させた、上から移動平均線・DMI・ストキャスティクス】
※クリックすると大きな画面で確認できます。
GMOクリック証券のプラチナチャートは操作が快適でデザイン性が高くストレスなく利用できると評判。テクニカル指標にはサイコロジカルライン、移動平均線、DMI、ボリンジャーバンドなど以下38種類と豊富にそろえています。
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