FXのトレンド系指標 フィボナッチリトレースメントの引き方・使い方。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
FXのトレンド系指標 フィボナッチリトレースメントの引き方・使い方
FXのトレンド系指標 フィボナッチリトレースメントの引き方・使い方
相場はトレンドが発生しているときでも極端に一方向に動くわけではないということは取引を繰り返している人だと良く分かるでしょう。小さく上下しながら大きく上下するというイメージがチャートの動きです。
こういうのが常識ですので1時間足だとか週足だとかというトレンドの見方があります。大きな流れの中で小さな流れが存在しているというのがこの為替市場です。
上昇相場でも一時的な下げがあり押し目買いのチャンスが発生したり、下降相場でも一時的な戻りがあり戻り売りのチャンスがあったりします。この押しや戻りを確認するためにフィボナッチリトレースメントが使用されています。
フィボナッチとはイタリアの数学者フィボナッチ氏が研究してあみだしたフィボナッチ級数を利用しており、リトレースメントという言葉がなすように引き戻す、後戻りするというのをフィボナッチリトレースメントで表現しています。フィボナッチ級数をつかって、引き戻す瞬間や、後戻りする瞬間を判断する際に使われています。
フィボナッチリトレースメントでは、フィボナッチ比率に基づいて38.2%のラインと61.8%のライン、そして50%のラインが補足として良く使用されます。強いトレンドの場合は、戻ったとしても38.2%前後の戻りにとどまることが多いですので、ここが売買のポイントと判断します。
フィボナッチリトレースメントでの取引の仕方では、押し目買いや戻り売りのポイントを38.2%ラインや、61.8%ラインで判断して、取引をして0%まで思った方向に進んだ段階で決済をするという手法が主となります。
併用できるテクニカル指標としては移動平均線やDMI等を使用してトレンドの強さを確認して、トレンドの強いときに戻り売りや押し目買いのチャンスをつかみましょう。
計算の方法などは、フィボナッチ級数を理解しないと難しいですので、テクニカル分析を描いてくれるチャートを利用してフィボナッチリトレースメントを使用してみましょう。
【豪ドル/円 日足とフィボナッチリトレースメント・DMI】
※クリックすると大きな画面で確認できます。
豪ドル/円の日足チャートにヒロセ通商のフィボナッチリトレースメント引いた画像です。
38.2%ライン、61.8%ラインで跳ね返され100%ラインを抜けると下落トレンドが本格化。DMIで反発のサインが出現するもその後100%ラインに2回トライし失敗、3度目で上抜き上昇トレンドへ。このように3回目のトライで抜けることが特には多いです。今後まずは100%ラインで反発するか上抜けるか重要な分岐点になります。
ヒロセ通商のテクニカル指標は全部で19種類!フィボナッチリトレースメントラインは通常の0%・38.2%・50%・61.8%・100%に加え161.8%・261.8%もあり利益拡大目標や長期目線での分析にも重宝します。
MACD、モメンタム、A/Dライン、ACオシレーター、オーサムオシレーター、ブルパワー、ベアパワー、デマーカー、RVI、RSI、ストキャスティクス、ウィリアムズ%R、サイコロジカルライン、DMI、ADX、ADXR、RCI、ROC
単純移動平均、指数平滑移動平均、エンベロープ、ボリンジャーバンド(3σまで)、高低線(HLバンド)、移動平均線/実線乖離率、ケルトナーチャネル、カオス・アリゲータ、平均足、新値足、カギ足、陰陽足、P&F、パラボリック、CCI、ジグザグチャート、線形回帰トレンド、アルーン、バランスオブパワー、一目均衡表
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