移動平均線とは-基礎からわかるFXテクニカル分析 -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

移動平均線とは-基礎からわかるテクニカル分析

移動平均線とは

FXでのトレードを行っている方にとって移動平均線（MA）は欠かせないテクニカル分析ツールだと思います。

テクニカル分析を全く行っていない方は必需品とは言えないかもしれませんが、FXの初心者が移動平均線すら知らないまま勝とうとするのはまず不可能だといえるでしょう。

移動平均線とは一定期間の周期の値の平均値を表しており、常に変動しています。また長期になれば成程緩やかな動き方になり、短期になれば成程に激しい動きをします。

一般的に使われている移動平均線は200MA、100MA、90MA,75MA,45MA,30MA、25MA、20MAです。またトレードスタイルや、分析方法によっても選ぶ移動平均線は変わってきます。

移動平均線は相場の動きを見るのに最適なテクニカル分析チャートです。長期の移動平均線は緩やかな動きをするのでその向きによっても相場の向きを判断できる基準となります。

例えば長期の移動平均線が下を向いている場合、相場の長期的な動きは下降傾向になっていると判断できますし、短期の移動平均線が上を向いているなら短期的な動きは上昇していると判断できます。

また移動平均線はサポートやレジスタンスになりやすく、また相場の動きが転換しやすいポイントともなっています。多くの方が使っている移動平均線はそれだけ注目している方が多くいる事になり、その場所の動き方次第でエントリーポイントや決済をする方が多くいるからです。

また移動平均線は時間足毎でも代わっており、1日足と1分足では全く異なる動きをしてます。激しい動きの後に急に静かな動きになる場合は違う時間足では移動平均線に接触している場合が多くあります。つまり移動平均線は時間足でも異なり、長期周期、短期周期でも変わってくるのです。トレードをする場合は複数の時間足を見て判断していかなければいけません。

FX初心者の方は複数の時間足を見てトレードするのは難しいと思いますが、最初のうちは移動平均線だけでも複数の時間足で確認しておくといいでしょう。移動平均線はテクニカル分析では基礎となり、武器ともなります。必ず覚えるようにしましょう。

【移動平均線周期】

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