FXのトレンド系指標 HLバンドの見方と使い方。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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FXのトレンド系指標 HLバンドの見方と使い方
FXのトレンド系指標 HLバンドの見方と使い方
ハイローバンドは、HLバンドと表示されます。このテクニカル指標はトレンド系に分類されています。過去の一定期間の高値と安値を更新するということでシグナルと判断するテクニカル指標となります。この考え方はレンジブレイクアウトと呼ばれるものを使用していますが、サポート&レジストのブレイクの考え方からしても非常に有効性の高いテクニカル指標となっています。
【GMOクリック証券プライムチャート ドル/円 時間足HLバンド&DMI】
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HLバンドの見方も非常にシンプルで簡単なものです。計算方法としては、過去20日間の最高値がHバンドで表示され、過去20日間の最安値がLバンドで表示されます。HバンドとLバンドの平均値を中間線として表示されます。
売買シグナルの判断は簡単に判断ができて過去20日間の高値を上抜けしたら買いシグナルと判断して、過去20日間の最安値を下にブレイクしたら売りシグナルと判断します。一度ブレイクしたらトレンドが続く限りは有効なシグナルとなります。中間線の傾きはトレンドの方向性を示しており利益確定や損切り注文の目安となります。
このHLバンドはダマシの多いテクニカル指標となるので、もしブレイクしたとしてもすぐ戻ってしまった場合は、高値掴みとなってしまいますので、トレンドの強さには十分に注意しましょう。また、HLバンドは取引量の多さのボラティリティの計測として使用することも可能です。HバンドとLバンドの狭くなったり広くなったりするのは、価格変動の激しさも要因の一つになるからです。
価格の変動幅がボラティリティとなりHバンドとLバンドが狭いときはレンジ相場の可能性が高くなりますので、Hバンド付近で売りを仕掛けLバンド付近で買いを仕掛けるという手法も考えられます。
このようにHLバンドには使い方が二つあります。HLバンドの幅が広いときは、両バンドを上抜けや下抜けをするのを待って取引を進めましょう。HLバンドの幅が狭いときは、高値付近で売りを仕掛け安値付近で売りを仕掛けてみましょう。ただトレンドの強さに左右されるテクニカル指標ですのでDMIなどと併用して使用することをオススメします。
FXプライム byGMOのチャートナビプライムでは各種テクニカル指標対応のシグナル表を搭載しています。
移動平均線でもシグナルが発生したときにチャート上に矢印でエントリーポイントが自動で表示されますので、各テクニカル指標のシグナルポイントを知らなくても良いわけですから初心者には大変便利な機能ですよ。また以下のように自分でシグナル発生ポイントの設定も出来ます。
現在は以下、移動平均線・一目均衡表・RSI・ストキャスティクス・MACD・ボリンジャーバンド・パラボリック・ポイントアンドフィギュア・%Rオシレーター(ウィリアムズ%R)・モメンタム、の計10種類ですが徐々に全てに対応していくそうです。
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