2012年4月発表 3月小売売上高 為替チャート
3月小売売上高 ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年4月16日(月)日本時間 21:30時発表。
【前月比】
前回+1.0% 市場予想+0.3% 結果+0.8%
【除自動車】
前回+0.9% 市場予想+0.6% 結果+0.8%
4月16日に発表された米国3月の小売売上高は前月比0.8%増となりました。前月の伸びからは鈍くなってきているものの市場予想の0.3%を大きく上回っている結果となりました。ガソリン価格が上昇しているのにもかかわらず、全般的に成長してきており、第1四半期の米国の成長率が、最近の経済指標の悪化で懸念されているほど弱くは無いという可能性が示されています。
この予想を大きく上回ったということで、今後発表されるGDP成長の予想も2.5%となっていますが上方修正される可能性も出てきました。個人消費が引き続き堅調なことを示しているので、米国景気回復のペースが他国よりも上回っていることを示す結果になったという人もいます。小売売上高が上昇してきているので、米国経済の成長が今年度末には確実なものになっていそうですね。
またこの日はスペインの閣僚の一人のECBによるスペイン国債購入を即す発言ににより、スペイン債が続落、10年債は危険水準の6%を上回る6.16%と昨年末以来となる6%を突破し、ユーロがドルに対して1.30台を割り込みましたが小売売上高の発表を受けリスクオンで反発。
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