2012年10月発表 9月PCEコア・デフレータ(個人消費支出) 為替チャート
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9月PCEコア・デフレータ ドル/ユーロ/円/ポンド/チャート
2012年10月29日(月)日本時間 21:30時発表。
【コア前月比】
前回+0.1% 市場予想+0.1% 結果+0.1%
【コア前年比】
前回+1.6% 市場予想+1.7% 結果+1.7%
9月度のPCEコア・デフレーターが発表されました。前月度とほとんどかわらない+0.1%という結果になりました。予想も+0.1%でしたので、結果としてはまずまずという状況だったといえます。個人消費支出も伸びてきているので、経済状況としてもまずまずといえるのではないでしょうか。この結果を受けてとはいわないですが、ニューヨークダウが堅調に推移しています。PCEコア・デフレーターが堅調に推移するということは今後の米国経済の指標も好調が予想されるということになります。
10月最後の経済指標の発表ですが、一番最後に堅調とは言えないまでも順調なPCEの指標が出てきているのでオバマ政権としては安心して次の政権に移行できるのでは無いでしょうか。11月にはいると政権交代の可能性もあります。米国大統領選挙の行方は引き続き見守りたいものです。
話は変わりますが、この日はあの大型ハリケーン、サンディが東海岸を直撃、株式市場に債券市場も休場となり為替市場も閑散とした雰囲気でしたが、このところ底堅く推移している米国経済への影響も心配されます。ある試算では2兆円の損失との報道もあるようですが、来月11月発表の各経済指標にも影響を与えるでしょうね。特に小売売り上げや鉱工業生産さらには雇用関係、11月発表の雇用統計にはカウントされませんが、その次の11月雇用統計にカウントされますので、その間に発表のある週間新規失業保険申請者数などの推移も要注意です。
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