FX注文方法　トレール注文。管理人によるＦＸ初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

FX注文方法　トレール注文

FX注文方法　トレール注文

今回はFX注文方法はトレール注文です。

トレール注文とは、最近取引できる会社が増えてきている注文方法です。
現在のところ取引ができるのは、「ヒロセ通商」、「株式会社FXトレーディングシステムズ」、「外為オンライン」、「みんなのFX」、「外為ジャパン」、「DMM.com」、などで取引ができます。

徐々にトレール注文可能にしているFX会社の数は多くなってきています。
トレール注文はどの様な注文方法でしょうか。

トレールとは、新規注文時や決済注文時に発注ができる注文方法で、現在値からどれだけの値動きをしたら決済か新規注文を発動するかの幅（トレール幅）を決めて注文を出す方法です。

1米ドル100円の際に、トレール幅を50pipsでおいていた際に、最高値が100円であった場合には、99.50円で１単位のポジションがもてます。
高値が動き102円となった場合は、101.50円で1単位のポジションが持てるという注文方法です。

お気づきだと思いますが、トレール注文では、決済値や新規注文値がトレール幅と最高値によって決まっていく注文方法です。

新規注文時にはめったに使わないと思いますが、決済注文時に使うことがあると思います。
決済注文時にトレール注文をすることで損切りポイントを決めることができます。

高値が設定されているトレール幅よりも上に高値が振れれば、そのトレール注文は、利確の注文と変わります。

トレール注文での難しさは、トレール幅をいくつにおくか難しいということと、無駄に損切り決済が増えてしまうということです。

完全にトレンドが、どちらか一方向に進んでいるときに効果を現す注文方法となります。
ボックスで動いている値動きの時には、非常に弱い注文方法です。

トレール幅にもよりますが、トレール注文で決済注文を出す場合には、トレンドが定まっているときに注文をしましょう。

大きな流れになるときは、2週間に1度程度と筆者は感じています。トレール注文については、すでに利益が確定している場合に主に出す決済注文方法ですね。使いどころを良く心得て注文をしましょう。

【トレール注文のイメージ図】転載：ヒロセ通商より

もうちょっと詳しく！トレール注文は逆指値注文

逆指値注文とは損失を限定するために下落した際に自動で決済注文をしてくれる注文方法です。よく言われるストップロス注文ですね。この機能が進化したものがトレール注文です。
逆指し値注文では決済価格を指定して注文を出します。その価格になったら自動で決済を行うわけです。しかしトレール注文は、この逆指値注文が相場の動きに合わせて自動で変動してくれるのです。

その為、利益を限定せず相場が上昇すればするだけ利益も膨らんで行き、さらに逆指値注文も自動で変動するので、損失も限定される賢い注文方法です。

また自動で逆指値注文が動くので、常に相場を監視している必要もない為、今では一般トレーダーの必需品ともなっている注文方法ですので、トレール注文ができるFX会社の口座を用意しておくと良いでしょう。

【トレール注文可能なFX会社】

トレール注文取扱業者	手数料	初回入金	スプレッド	通貨ペア数	申込	詳細
マネーパートナーズ	0円	規定無し	米ドル/円：0.4銭（原則固定）	18	申込	詳細
みんなのＦＸ	0円	0円	米ドル/円0.3銭原則固定	23	申込	詳細
ひまわり証券	0円	規定無し	1銭	24	申込	詳細
ヒロセ通商	0円	1万円	0.3銭	50	申込	詳細
JFX	0円	1万円	0.3銭	24	申込	詳細
SBI FXトレード	0円	規定無し	0.27銭～	11	申込	詳細
外貨ex byGMO	0円 ※但し、外貨出金手数料は1回につき1,500円が発生	規定無し	米ドル/円：0.2銭（原則固定）	24	申込	詳細
外為オンライン	0円	5000円	１銭	24	申込	詳細
ＦＸブロードネット	0円	3万円	0.3銭～	24	申込	詳細
セントラル短資FX	0円	2万円	1銭	22	申込	詳細
ライブスターFX	0円	設定なし	米ドル/円0.9銭	24	申込	詳細
IG証券	0円	規定なし	0.6銭～	68	申込	詳細
マネックスFX	0円	設定なし	0.6銭	12	申込	詳細

トレール注文のメリット・デメリット

上記で説明したように相場が予想通り一方向へ動いている時に利益確定注文を自動変動させ利益を膨らませる事ができるのが大きなメリットです。

その一方、よく言われるのがレンジ相場でのトレール注文のデメリットです。

レンジ相場ではある一定の価格帯で上下を繰り返します。ゆえに自動で変動する決済システムのトレール注文では、上昇したと思ったらすぐ下降、下降したと思ったらすぐ上昇と、すぐに注文が引っかかり、時にはマイナス決済なんて事もあります。

トレンドがでている相場はトレール注文、レンジ相場ではトレール注文は使用しない！これが一般的なトレール注文の使い方です。

しかしレンジ相場を想定した注文方法を採用しているFX会社もあります。レンジの価格帯で上下動を繰り返す値動きに合わせて、1回の注文で何回もリピートして新規発注と決済注文を繰り返す注文方法です。

代表的なのが特許も取っているマネースクエアの「トラリピ」やインヴァスト証券の「トライオートFX」です。

トレンド相場でのトレール注文をレンジ相場ではリピート注文を、この２つの注文方法を駆使すれば相場との向き合い方もずいぶんと変わってくると思いますので、是非活用してくださいね。

リピート注文可能なFX会社

	リピート時間指定成行注文	開始日と終了日を指定し、毎日同じ時間に成行注文が発注されるシステムです。	＞＞ヒロセ通商の詳細
	ループ・イフダン	IFD注文を繰り返し行ってくれる取引システムです。 IFD注文(イフダン)は新規の注文と一緒に利益確定注文である決済の注文も一緒に行える注文方法です。	＞＞ひまわり証券の詳細
	トライオートFX　自動売買セレクト	自動売買のプログラムを過去の実績から自分で選択するだけ。あとはIFD注文を繰り返し行ってくれる自動売買取引システムです。 別途、取引手数料がかかります。	＞＞インヴァスト証券の詳細

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各FX会社の特徴のある注文機能一覧です。

成行注文・指値注文・逆指値注文・IFD注文・OCO注文・IFO注文は以下すべての会社で使用できます。

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