FXのトレンド系指標 パラボリックの見方・使い方。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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FXのトレンド系指標 パラボリックの見方・使い方
FXのトレンド系指標 パラボリックの見方・使い方
パラボリックは視覚的に分かり易いテクニカル指標です。トレンド追従型のテクニカル分析手法となります。
主に相場のトレンド変換を図る手法です。この手法はドテンと呼ばれる相場の変換点を見えるようにする取引を手助けしてくれます。
相場の値動きとストップ&リバースの値が一致した。もしくは超えた場合にパラボリックの点が売りシグナルと買いシグナルが入れ替わるので一目で買いや売りが判断できます。
【GMOクリック証券プライムチャート 豪ドル円時間足&パラボリック】
※クリックすると大きな画面で確認できます。
このパラボリックを使用したテクニカルチャートには、パラボリックの点とチャートの線が表示されるようになっています。
パラボリックの点にチャートの下値か上値が当たればトレンド変換とみなされるテクニカル指標ですので、テクニカル指標の中でも見方は簡単です。
パラボリックで注意しなければいけないのはボックス相場でのトレンドが無い場合にはシグナルにダマシが多くなってしまいますので注意が必要です。
パラボリックの計算方法は複雑ですが、パラボリックをテクニカル表示させる業者も多いですので、詳細な計算方法は覚える必要が無いです。
覚えておくと良い項目がAF値と呼ばれる加速因数というものです。
この加速因子は、上昇トレンドも下降トレンドも永久的に続くことはないという考え方から加速因数がつけられています。
この加速因数があることで、時間と共にパラボリックの点がチャートの値に追いつけるようにしているものです。
RSIの考案者であるJ.W.ワイルダーさんらしい考え方で作成されていますね。
このAF値は、テクニカルチャート画面にて自分で自由に変えることができると思います。
AF値を大きくするとチャートの動きに加速度が早くなっていきますので、ダマシが多くなってきます。
AF値を小さくするとパラボリックのラインが緩やかになってしまうので購入タイミングを見逃してしまうことがあります。
あまり急ぎすぎず、あまり遅すぎずのAF値を選択してあげましょう。
通貨によって最適なAF値が変わってきますので、このAF値については何度もバックテストを行って自分にあった値を使用すると良いでしょう。
分足や15分足などでは期間が短すぎてダマシが多いですが、日足や週足で見てみるとダマシが少なくなっていくと思います。
パラボリックのトレンド判断については、自分に合った数値を見つけるのに色々と試してみるのが良いでしょう。
FXプライム byGMOのチャートナビプライムでは各種テクニカル指標対応のシグナル表を搭載しています。
移動平均線でもシグナルが発生したときにチャート上に矢印でエントリーポイントが自動で表示されますので、各テクニカル指標のシグナルポイントを知らなくても良いわけですから初心者には大変便利な機能ですよ。
また以下のように自分でシグナル発生ポイントの設定も出来ます。
現在は以下、移動平均線・一目均衡表・RSI・ストキャスティクス・MACD・ボリンジャーバンド・パラボリック・ポイントアンドフィギュア・%Rオシレーター(ウィリアムズ%R)・モメンタム、の計10種類ですが徐々に全てに対応していくそうです。
※クリックすると大きな画面で確認できます。
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