FX 米ドルの特徴と値動き。管理人によるＦＸ初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

FX 米ドルの特徴と値動き

FX 米ドルの特徴と値動き

米国ドルの特徴としては、米国ドルは世界でもっとも流通している通貨で、通貨の経済規模がもっとも大きいので、突然の大きな価格変動が少ない通貨といってもいいでしょう。

この米国ドルの動きは、分足や時間足で見てもそんなに動きがありませんし、分足や時間足でのテクニカル指標を見ても外れることが多い通貨です。この通貨を取引する時には、大きな流れで動くことが多いので、日足もしくは週足でテクニカルを判断してポジションを持つことがいいでしょう。

米国ドルでのスワップポイントについては、現在では米国が超低金利政策をしておりドル安を誘導しているという中ですので、日本と変わらずゼロ金利に近い状況となっており、低金利が続いている状況ですのでスワップポイント期待でポジションを持ってもほとんどスワップポイントがつくことはありません。スワップポイント狙いの取引はやめましょう。

【主要各国の政策金利推移】

2003年1月～2012年1月

【米ドルここ10年の推移】

米国ドルのもう一つの特徴として、金の価格と米国ドルの動きには逆の相関があるという特徴があります。日々の金価格と米国ドルの相関を見てみると全く逆の動きをしているという特徴があります。

ですので金の価格が上昇すると米国ドルの価格が下がり、金の価格が下落すると米国ドルがあがるという現象が良くみられます。金の価格を見ながら米国ドルの取引をするという手法も考えられます。

米国ドルの取引をする上での注意点としては、価格があまり変動しにくい通貨であるということ、大きな流れに逆らって取引をしてはいけないということがあげられます。

もし米国ドルのポジションを保有した場合は、長期間での取引をすることを覚悟して取引をしましょう。大きな流れの中で動く安定した通貨ですので、大きな流れに逆らうことなく取引をするということが重要ですね。

大きな流れに乗って取引をしていると判断した場合は、瞬時の動きで反対に動いたからといってすぐに手放さないということも米国ドルで取引をする上で重要なポイントとなっていると思います。

【米ドル/円のスプレッド比較】

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