FXのトレンド系指標 移動平均乖離率の設定・見方。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
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FXのトレンド系指標 移動平均乖離率の設定・見方
FXのトレンド系指標 移動平均乖離率の設定・見方
移動平均線は、ゴールデンクロスやデッドクロスでの売買判断として利用することができるトレンド追従型のテクニカル指標となりますが、この移動平均線の動き方を利用してチャートの転換予測を洗い出してくれるテクニカル指標として移動平均乖離率があります。
移動平均乖離率の使用方法としては、現在の為替レートが移動平均線からどのくらい離れているかを一目で分かるようにしてくれるテクニカル指標です。移動平均線自体は、トレンド追従型のテクニカル指標で、移動平均乖離率は、移動平均線より為替レートが下に離れすぎれば上がるだろう、上に離れすぎれば下がるだろういう考え方で考え方に基づいて算出されます。
為替レートが移動平均線より大きく離れたら上げ止まる、または下げ止まるという転換するタイミングを示してくれます。
移動平均線の下に為替レートがある場合には、移動平均線から為替レートの乖離率を見て売られすぎているから割安と判断し逆張りで買いを入れるために使用します。
使い方としてはオシレーター系の使用方法に近い形となりますね。乖離率を見るには、日足チャートの場合には、25日の移動平均線を参考にします。この25日の移動平均線からみて移動平均乖離率が+5%以上となると天井と判断され売りサインと見て、-5%以下となると底と判断して買いサインと見られることが多いです。
ただしこの5%はその時々の相場や通貨ペアににより変化する数字です。
この移動平均線乖離率を使用して取引する場合に注意しなければならないことはトレンドの強さが強いときには、移動平均乖離率が5%を超えたり10%を超えたりということもありますので、5%を上回ったからポジションを持つということはせずに、トレンドが強すぎるときには取引を控えて様子を見たほうがいいでしょう。
この移動平均乖離率を使用して取引をする場合には、ファンダメンタル分析も重要となります。大きな指標発表後は加熱した取引となることが多いので、米雇用統計などの重要経済指標発表後等はこの移動平均乖離率を使用しての取引は控えましょう。
【ユーロドルの過去最高の乖離率を記録した2008年時の25日移動平均線乖離率のチャートです。】
※クリックすると大きな画面で確認できます。(FXプライム byGMOのチャートナビ)
FXプライム byGMOのチャートナビプライムでは各種テクニカル指標対応のシグナル表を搭載しています。
移動平均線でもシグナルが発生したときにチャート上に矢印でエントリーポイントが自動で表示されますので、各テクニカル指標のシグナルポイントを知らなくても良いわけですから初心者には大変便利な機能ですよ。
また以下のように自分でシグナル発生ポイントの設定も出来ます。
※クリックすると大きな画面で確認できます。
現在は以下、移動平均線・一目均衡表・RSI・ストキャスティクス・MACD・ボリンジャーバンド・パラボリック・ポイントアンドフィギュア・%Rオシレーター(ウィリアムズ%R)・モメンタム、の計10種類ですが徐々に全てに対応していくそうです。
テクニカル指標にはサイコロジカルライン、移動平均線、MACD、ボリンジャーバンドなど以下30種類と豊富にそろえています。
MACD、RSI、サイコロジカルライン、ストキャスティクス、%Rオシレーター、移動平均乖離率、DMI、強弱レシオ、RCI、モメンタム、ROC 、プライスオシレータ、DPO、コポック指標、CCI、ボラティリティ
単純移動平均、指数平滑移動平均、一目均衡表、エンベロープ、ボリンジャーバンドピボット、HLバンド、フィボナッチ、パラボリック、線形回帰トレンド、新値足、カギ足、ポイント&フィギア
さらにこれからの相場の動きを過去12年分のチャートの動きから予想するFXプライム byGMOのぱっと見テクニカル!各通貨、時間足で出現中のパターンを一覧表示し、通貨毎に評価してくれ、売買シグナルも表示してくれます。
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