FXのトレンド系指標 カギ足の見方と使い方。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
FXのトレンド系指標 カギ足の見方と使い方
FXのトレンド系指標 カギ足の見方と使い方
カギ足は時間を無視したテクニカル分析です。カギ足は時間を無視して価格変動だけを記録していってチャートとして表示するものです。値が動けばチャートは右に上下に変動し進んでいきます。値が動かなければチャートは上下に動いていきません。それがカギ足のテクニカルチャートの特徴です。
カギ足の描き方は、価格が上昇したら上へ、下降したら下へ縦線を引いていきます。縦線を引くタイミングは一定の値幅が動いた時です。一定の値幅を25銭としておけば、100円が、100円25銭となったタイミングで上方に縦線を引きます。同一方向へ同じだけの値動きが合った場合、つぎは100円50銭の位置まで線を引きます。
その後、反対方向へ25銭以上の値動きがあった場合には、100円50銭の位置で横線を引いて、横線の先から、その値段まで下方向に縦線を引きます。これがカギ足の書き方で、難しい計算式がいらないので、素人でもテクニカルチャートを描くことができます。
一定の値幅については、自分が使いやすい値幅を使用しましょう。値幅を小さく見積もりすぎるとテクニカルチャートが過敏に反応してしまいますのでダマシが多くなる反面、値幅を大きく見積もりすぎると、テクニカルチャートとして機能しにくくなってしまいますので、一番良い値幅の見極めが必要です。この見極めについては、何度か取引を重ねていき判断するしかありません。
カギ足を使った取引としては、色々なパターンがあります。重要なのは前にある横線の位置です。前にある上方の横線の位置をさらに上抜けたら買いというのが、一段抜きの取引です。逆の場合は売りとなります。
ローソク足で有名な三尊の考え方でも取引が可能です。一段前と、二段前の横棒を下抜けたら売りという考えかたで、逆が買いとなります。これが逆三尊の考え方です。他にも考え方があるようですが、特に使えるのが、この一段抜きと、三尊の考え方を使用しての取引となります。
【GMOクリック証券プライムチャート ユーロ/米ドル日足 カギ足0.2%】
カギ足を使用しての取引は現在研究中の段階ですが、このテクニカル指標が便利と言わしめている理由が、相場が転換しているかどうかというのを高い確率で判断できるということです。使えないのは、短期的なテクニカル指標としてはダマシが多くなるということが欠点です。このカギ足を使用する際は、できるだけ広い期間のテクニカルを見るようにしましょう。
そこで管理人が今、カギ足の研究で使用しているFX会社が上記、GMOクリック証券とFXプライム byGMOのチャート機能です。
FXプライム byGMOのチャートナビプライムでは各種テクニカル指標対応のシグナル表を搭載しています。
今回紹介したカギ足やさらには移動平均線など30種類ものテクニカル指標でシグナルが発生したときにチャート上に矢印でエントリーポイントが自動で表示されますので、各テクニカル指標のシグナルポイントを知らなくても良いわけですから初心者には大変便利な機能です。また以下のように自分でシグナル発生ポイントの設定も出来ます。
現在は以下、移動平均線・一目均衡表・RSI・ストキャスティクス・MACD・ボリンジャーバンド・パラボリック・ポイントアンドフィギュア・%Rオシレーター(ウィリアムズ%R)・モメンタム、の計10種類ですが徐々に全てに対応していくそうです。
※クリックすると大きな画面で確認できます。
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