FX注文方法　指値注文。管理人によるＦＸ初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-

FX注文方法　指値注文。

FX注文方法　指値注文。

前回の成行注文につづき今回は指値注文です。指値注文とはその名が示す通り、価格を指定して注文する方法です。海外ではlimit orderと言います。

例えば現在ドル円が76.5円近辺でうろうろしているとします。介入が入ればもちろん上昇します。

そこで75円台に入ったら介入が入るだろうからドルを買おう！と思ってもいつでもパソコンの前にいられるわけではありません。

睡眠中だったり、仕事だったり・・・あるいは××だったり。

そんなときに指値注文を75．90円などに指定しておきます。するとその価格に達した時に自動的に約定される注文方法です。

買指値を注文する場合は、
今のレートより低いレートにしか指値注文は指定できません。

売指値注文を出す場合は、
今のレートより高いレートにしか指値注文は指定できません。

さらに
買注文の約定レートは「Bid」のレート。
売注文の約定レートは「Ask」のレート。
となります。これ結構見落としがちです。

買指値は今現在のレートより低い価格でポジションを取りたい、
売指値は今現在のレートより高い価格でポジションを取りたい、
注文でまたその思惑通りに相場が動けば利益がでますので順張り派の注文ともいえます。

これが約定し、しかも指値指定したレート近辺で、相場が動いてくれた時の気持ちよさは爽快です。

また指値注文ではスリップページは基本的に発生しません。指定したレートで約定します。

この様に売り買いを指定する指値注文、思惑通り下値で買う事が出来、その後相場が上昇、さぁ利益が乗ってきました。

では今度はこの利益を何時決済すればよいのか。ここでも指値注文が役に立ちます。

買いでポジションを作ったのであれば、売り注文は今のレートより高い所に注文指定することが出来るわけですから、利益確定の為の指値売注文を指定して上げればよいわけです。

これで睡眠中や取引画面が見れない時でも、指定した注文レートに達すれば利益確定が出来ますし、また指値注文を設定しても、約定してなければ、注文のキャンセルや指値レートの変更も可能です。

【指値注文の注意点】

指値注文で注意したいのが月曜日のオープン時、前週クローズまでに指値を75円にしていたとします。週明けのオープンは日本では大体6：00位（会社によって変わってきますが）とします。

しかし週明け月曜日はオセアニア市場がすでに5：00から始まっています。このオセアニア市場から日本のFX会社の取引が始まるまでに75円を付けたとしても、日本のFX会社の始まりオープン値が75.10円ですとこの指値は約定しません。

あくまでも口座開設しているFX会社取引時間内となります。逆に75円も下回りオープン値が74.5円でしたら指値75円ではなく74.5円のオープン値で約定します。

また指値注文には有効期限を設定している会社が殆どで、有効期限の設定は[当日まで][週末まで][無期限][日時指定]となっております。指値をしていてうっかり忘れていたらとんでもない約定が・・・なんてことがありますので、管理画面で時々チェックする癖を付けておきましょうね。

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各FX会社の特徴のある注文機能一覧です。

成行注文・指値注文・逆指値注文・IFD注文・OCO注文・IFO注文は以下すべての会社で使用できます。

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