FXのトレンド系指標 ポリンジャーバンドの見方と使い方。管理人によるFX初心者へ為になるコラム -FX 初心者が失敗しない10ヶ条-
FXのトレンド系指標 ポリンジャーバンドの見方と使い方
FXのトレンド系指標 ポリンジャーバンドの見方と使い方
ボリンジャーバンドは移動平均線に変動率と標準偏差の計算式を加えて計算されるテクニカル指標です。
ボリンジャー氏が開発してバンド帯を表現していますのでボリンジャーバンドと呼ばれています。
算出方法には一本の移動平均線を中心として変動率と標準偏差を掛け合わせてバンド帯が表現されます。一般的には21日線が使用されることが多いです。
移動平均線より上に表示される線をアッパーバンド、下に表示される線をロワーバンドと呼びます。
移動平均線のほかに上下に2本ずつの線が引かれます。
内側のバンドを超える確率は31.7%、外側のバンドをはみ出す確率は4.5%しかないという考え方で取引されます。
さらにもう一本外側に線を引くこともあり、その線を越える確率は0.3%しかないという考え方があります。
標準偏差の考え方が取り入れられていますので計算式は複雑ですが覚える必要はありません。
それぞれのラインが持つ意味さえ覚えてしまえば大丈夫です。それぞれの線の意味はシグマ(σ)とよばれ、内側から1σ、2σ、3σと表記されます。
【ヒロセ通商LIONチャート ユーロドル日足 ポリンジャーバンド】
※下落トレンドの中、+1σと-1σの間で綺麗に推移するユーロドル。
実際の取引については、2σを外側にはみ出す確率が4.5%しかないので、超えていたら、バンドの内側に戻っていくはずだと考えて、売買判断をします。
このボリンジャーバンドで注意しなければならないのは、レンジ相場のときは有効に動くのですが、トレンドに勢いがあるときにはダマシが多くなるということに注意が必要です。
また、移動平均線を用いて使われていますので遅効性のテクニカル分析手法となっています。
ボリンジャーバンドの一番大きい使われ方としては、ボラティリティ・ブレークアウトと呼ばれる手法があります。
相場がおとなしい値動きをしているときにはバンドの幅が狭くなり、相場の動きが激しい時にはバンドの幅が大きく広がります。
バンドの幅が狭い時から大きく広がる場合は、大きく値動きするときですので大きな取引のチャンスとなります。
狭いときに±2σをはみ出してきたらトレンドが発生してきている証拠となりますので、この場面では素直に相場についていき順張りをしてみましょう。
もしうまくトレンドが発生していれば大きく利益を得ることになります。
逆張りもできますが、順張りで大きく利益を得ることも可能なのがこのボリンジャーバンドのテクニカル分析の特徴です。
ポリンジャーバンドのエントリーポイントやストップ設定はこちらのページでご紹介しています。
→ 基礎からわかるテクニカル分析 ボリンジャーバンドの使い方
さらにこのボリンジャーバンドを進化させFX会社で搭載が相次いでいるマーフィー氏開発のスーパーボリンジャーとスパンモデルの見方と使い方はこちら。
→ FXのトレンド系指標 スーパーポリンジャーバンド・スパンモデルの見方
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【ヒロセ通商の見やすいスーパーポリンジャー(上)とスパンモデル(下)】
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